虎西岡が守備妨害の理由説明、ルールは知った上で「可能性にかけた」。

2014/11/01 04:28 Written by Narinari.com編集部

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10月30日に行われた日本シリーズ第5戦、9回1死満塁の場面で守備を妨害し、試合終了を招いた阪神の西岡剛内野手。あっけない結末、後味の悪い形での日本シリーズ終幕は物議を醸し、西岡選手のプレーには批判の声が出ているが、10月31日、西岡選手は自身のFacebookでこのプレーに及んだ理由を説明した。

問題のシーン、カウント3-1から強烈なファースト正面へのゴロを放った西岡選手は、打った瞬間「僕はゲッツーを確信しました」。批判が出ているのは本来走ってはいけないラインの内側を走って一塁へ向かい、守備を妨害したためだが、「ルールで内側に入って送球が当たれば守備妨害は百も承知です!」と、あくまですべて分かった上でのプレーだったという。

「ルールを知った上で打った瞬間ゲッツーになると思ったので、少しの可能性にかけて内側から外側に走って行くものを、ライン上スレスレを走って体に当たれと思いながら走ってました!」

ただ、「僕は送球が当たるときに足が外側にあればいいと思って走ったので、僕なりにルール上ギリギリのプレーはしたつもりでした!」ともつづり、西岡選手の考えていたルール(=足が外側にあれば)と、野球規則の間には多少の齟齬があったことも否めないようだ。

そして「走塁どうこうより、あの場面で打たない僕が悪いのです! なんか阪神ファンを喜ばせたい一心でしたが間逆になりました!」と反省。最後は「ほんとに残念な思いにさせてしまって申し訳ありませんでした!!」と、ファンへの謝罪で結んでいる。

また、同じエントリーで西岡選手は、「優勝できなかったのは全ての責任があります!だから同情しなくていいです!ボロクソ言ってくれていいです!!僕らはプロの世界で生きていて、球場に見に来てチケットやグッズを買ってもらったおかげで給料をもらい、生きています!だからどんな言葉でも受け止めます。僕の責任です」ともつづっている。

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