元カノへの復讐は“鍋に大便”、本人や家族への恨み辛みが爆発。

2014/10/27 17:55 Written by Narinari.com編集部

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先日、中国安徽省淮南市で、何とも信じがたい事件が起きた。中国メディア大洋網などによると、顧という名の男は2007年、地元で陳さんという女性と恋人関係になったが長続きせず。すぐに2人は別れてしまい、その後しばらくは何ごともなく、時間が過ぎていたそうだ。

そんな状況に変化が現れたのは2009年のこと。陳さんは旧正月の休暇を利用して実家に戻ることになったのだが、偶然、外で顧と再会する。顧は彼女にとっては元カレ。無碍にあしらうこともないだろうと思い、陳さんは笑顔で顧に挨拶したのだという。

しかし、この陳さんの配慮が顧を狂わせる。顧の中で陳さんに対する熱い想いが再びふつふつとわき起こり、「彼女も“その気”があるのだろう」と勝手に勘違い。陳さんの帰省中に何度も実家を訪れては“復縁”を迫ってくるようになった。

とは言え、陳さん自身はすでに顧への興味は完全に消滅。その都度、顧の申し出を断り、再び地元から離れたという。普通ならばここで諦めがつくものだが、顧の陳さんに対する思いはそれでも冷めなかった。

今年に入って陳さんに新しい恋人ができたことを知ると、焦ったのか彼女の職場のある場所まで押し掛ける事態に。しかし、このときは陳さんの弟に殴られて退散。秋になって陳さんが結婚し、別の場所に移り住むことになると、顧は陳さんを追ってその場所までわざわざ赴いたが、今度は陳さんの嫁ぎ先の家人にまで殴れることになった。

こうして顧の陳さんや家族らに対する恨み辛みは蓄積されていき、先日、それがついに爆発する。10月16日晩、顧は陳さんの実家の庭に侵入し、飼っていたアヒルを毒殺。8匹のうち2匹がまだ生きていることがわかると、それらは自らの手で殺した。顧の怒りはアヒルを殺してもまだ収まらず、今度は台所に侵入。置かれていた鍋に大便をし、その場から立ち去ったのだという。

陳さんの家族から通報を受けた警察の捜査によって顧はすぐに逮捕されたが、陳さんやその家族に直接危害が加えられなかったことだけが不幸中の幸いだろうか。

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