レストランの席上で子供が放尿、料理にも引っかかり親が無償で交換要求。

2014/10/21 15:23 Written by Narinari.com編集部

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「世界の10大レストラン」にも選出され、日本にも店舗を構える、小籠包で有名な台湾料理レストラン「ディンタイフォン」で先日、驚きの事件が発生した。客でごった返す店内で、中国大陸からのツアー客の子どもが、ひと目もはばからず小便したというのだ。

多くの台湾メディアが伝えたところによると、この一件は10月2日、台北101内の「ディンタイフォン」で起きた。その日の昼ごろ、店内では中国・山西省から来たツアー客がランチを食べていたのだが、3歳ぐらいの男児が尿意をもよおし、席上でボウルに向かって直接小便をしてしまったのだ。小便のにおいが店内に充満するとともに、当時店内には多くの観光客がいたことから、周囲は騒然。店の従業員も駆けつけ、現場は一時混乱したという。

驚くのは、男児の母親がひと目もはばからず席上で小便をさせたことだけではない。「小便が料理にも飛び散った」として料理の無償交換を要求してきたことだ。店側は「受け入れられない」としてこの要求を突っぱねたそうだが、するとその母親は「高いツアー料金を払っているというのに、さらにお金を払えと言うの!」と不満を露わにしたという。

この一件は中国大陸のメディアでも報じられ、多くのネットユーザーの関心を呼び起こすことに。もちろん、その多くは親子に対する批判的な意見だ。

中国ではこうした子どもの“便騒ぎ”がたびたび起きている。中でも香港では、地下鉄車内で容赦なく小便をさせる大陸の保護者の対応に、市民の怒りが広がった、といった類のニュースが幾度も報じられてきた。今回、同様の騒動が台湾、しかも有名レストランを舞台に起きたことで、台湾市民の怒りや動揺を引き起こしているというが、小金持となった中国人旅行客が世界中に散らばっている現況を鑑みれば、今後もこうした問題は頻繁に起こるのかもしれない。

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