森三中黒沢“現実”にしんみり「いろんなことを受け止めていかなきゃ」。

2014/10/21 10:35 Written by Narinari.com編集部

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森三中・黒沢かずこと、椿鬼奴によるイベント「フェスにでたい」が10月11日、ヨシモト∞ホールで行われた。「音楽フェスに出たい」と切望する歌好きの2人が、本気度をアピールするために企画したこのイベント。Twitterのみの告知にも関わらず、会場は立ち見が出るほどの超満員に。「せっかくだからテレビではしゃべれないことを話したい」という黒沢の希望により、テレビでは聞いたことのないトークが満載、もちろん2人の歌もありの大盛り上がりの1時間となった。

この日、「テレビでは絶対に言えない話」として、まずは2人が普段はあまりしない家族についてのトーク。喫茶店を営むぶっとんだ黒沢の両親の話や、鬼奴の壮大な夢を持つ(?)弟、気功に心酔する親戚の話など、仰天面白エピソードが飛び出し会場は大爆笑に包まれた。

そんな家族の話から、以前、鬼奴が住んでいた家での不思議な出来事の話に。その家では、タンスの上に置いた人形が何度向きを直しても気づくと神社の方向を向いているという不可解なことが起きていたという。当時はカラスに狙いをつけられたり、スズメバチに刺されたり、やたらと虫がよってきたりと、トラブルが多かったそう。引っ越した今でも虫にはやたらと好かれるそうで、自分と虫との因縁を感じていた鬼奴。前世が見える人と会った際に、「私、前世は虫だと思うんです」と聞いてみたところ、「蚕の繭で占いをして、それを人々と神に伝えていた人物」との回答で、虫とも少なからず関係があったようだ。

さらに、幼い頃から漠然と「自分は運が良い」と感じていた鬼奴は、それも伝えたところ、鬼奴の前世の人物は魔を寄せ付けないように左腕に松やにを塗っていたことが判明。松やには、“魔”は寄せ付けないけど、虫が寄ってくる……と、そこまで聞いた黒沢は「それなんだ!!」と、鬼奴がやたらと虫に好かれる原因に大いに納得したのだった。

一方の黒沢は、自分が思い描いていた年のとり方ができてないという話。芸人としてデビューし、冠番組を持って活躍、27歳くらいには引退して教職の免許を取り、教師になる予定だった――そんな意外な願望があったそうだ。

「あれ、何か違うな」と思いながらも、すでに30代中盤という現実に、「いろんなことを受け止めていかなきゃいけなんだよね」と、少ししんみりする黒沢。2人は最近、年を感じることが多くなってきたと共感する。

最後は、それぞれ自作曲を披露。黒沢は、広瀬香美&吉田美和をイメージしたという「いい女には運がある」を、鬼奴は、自らの引っ越し経験を歌った「代官山から日吉へ行く物語」を熱唱。鬼奴からは、みんなで盛り上がるため考えてきたという振り付けの指導もあり、ラストは会場全員で踊って一体に。2人が夢に見たフェスっぽい感じで盛り上がる中、初の試みとなるイベントは終了した。

なお、次回も鬼奴のTwitterで告知するとのことだ。

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