MJフォックスが医療研究所提訴「怠慢によりパーキンソン病研究に遅れ」。

2014/10/10 03:05 Written by Narinari.com編集部

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マイケル・J・フォックスが、医療リサーチ研究所を提訴している。

1991年にパーキンソン病と診断されたマイケルとマイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団が10月3日(金)、米ニュージャージーにあるコリエル・インスティテュート・フォー・メディカル・リサーチが2万5,000件の研究用サンプルの取り扱いを誤り、長年にわたるパーキンソン病のリサーチにおける進展を台無しにしたとして、同研究所を訴えた。

契約違反および怠慢を指摘したこの訴えでは、同研究所のスタッフの1人が冷凍庫のドアを開けっ放しにしたことで医療用サンプルが解凍され、研究には使用できなくなったとして、同研究所がサンプルを適切に保管できなかったとしている。

法廷書類によれば、非営利団体であるマイケルの財団は、350万ドル(約3億8,000万円)以上におよぶ研究資料が損失され、研究自体に5年間相当の遅れを及ぼしたとしている。

妻トレイシー・ポランとの間に3人の子どもを持つマイケルは、自分の人生において何が重要かということを気づかせてくれたことから、パーキンソン病が自分の生活に潤いを与えてくれたと話していた。

「もし僕がパーキンソン病にかかっていなかったら、俳優業をして、移動をたくさんして、家族から離れることも多くてという同じような生活を送っていたと思うんだ」
「でもこの病気によって家族と過ごして、僕の財団に取り掛かることになったから、そのおかげで僕の人生は昔より断然豊かになったんだよ。僕の現実を良い方向に変えてくれたんだ」

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