目を舐めて病治すおばあさん、奇跡をもたらす“黄金の舌”が人気。

2014/10/08 20:07 Written by Narinari.com編集部

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民間療法の中には、信じられないようなやり方で病気やケガを治してしまうものがあるが、ボスニア北部の77歳になるおばあさん、ハヴァ・チェーヴィチさんは奇跡をもたらす“黄金の舌”で人気を博しているという。

ボスニア地元紙の報道などによると、ハヴァさんは患者の目を舐めることで眼病の治療ができるそう。これまで40年以上にわたり、家族や隣人のほか、近くの村へ治療に出向いたりもしている。

ハヴァさんによると、自分の舌が持つ神秘的な力には、小さな頃から気付いていた。弟がドライアイの症状を訴えていたときに、半ば冗談で押さえつけて目を舐めると、弟はそれから遠くのものが見られるようになった、とハヴァさんは振り返る。

アレルギーやドライアイ、結膜炎や高眼圧症から、白内障などの重篤な病気をも軽減できる“舌”での治療。彼女の40年以上にわたる実績を聞きつけ、今ではサラエボやクロアチアといった遠方から尋ねてくる人たちも増えているそうだ。

治療の時間は数分間と短いものだが、かなりしっかりと眼球を舐め、舐め終わった後には必ず消毒用にアルコールで口を消毒していると語る。また、ハヴァさんは積極的に金銭を受け取ろうとはしていないが、治療を受け取った人たちはできうる限りの謝礼をしているという。

なお、この舌は奇跡であり、神さまからの贈り物で誰にも受け継がれなかったために、ハヴァさんは自分の死後、「舌を切り取って治療に使って欲しい」と願っているそうだ。

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