“カレーが食べたくなる”映画、「聖者たちの食卓」が全回満席スタート。

2014/10/01 02:24 Written by Narinari.com編集部

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2012年の東京国際映画祭、ナチュラルTIFF部門にてグランプリを受賞したドキュメンタリー映画「聖者たちの食卓」(旧タイトル:「聖者からの食事」)が9月27日より公開され、初日、2日目の全回で満席スタートを切った。

本作は、インドのハルマンディル・サーヒブ(黄金寺院)にある、500年以上続く巨大食堂が舞台。500年以上続くこの巨大食堂では、すべての来訪者に、毎日10万食の豆カレーを無料で振る舞っている。そんなインドの大きな団らんと言えるその巨大食堂の様子と、膨大な食事を用意する“聖なるキッチン”の驚くべき舞台裏を描いた65分のドキュメンタリーだ。

公開館である渋谷アップリンクの初回には、インド好き、カレー好き、食への関心が高い人々がチケットを求めて長蛇の列をなし、モーニング上映の新宿K'scinemaと合わせて土日の2日間で618人を動。、興行は82万8,500円を記録した。

さらに、本作はプレス試写会の時より「見終わった後にインドカレーが食べたくなった」との感想が多く、実際にアップリンクがアンケートをとった際には、90%近くの人が「カレーを食べたくなった」と回答している。

そして、公開直後、併設のカフェタベラではカレーメニューの注文が殺到。土日に売り切れ、月曜日のランチカレーが品切れになるほどの反響となった。Twitterでも、本作を観て、食事にはカレーを食べたというつぶやきが多く見られる。食欲の秋に、今もっとも食欲を刺激する映画として、引き続き注目を集めそうだ。

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