渋谷に響く「オギノメちゃ〜ん」、荻野目洋子が8年5か月ぶりインストLIVE。

2014/09/16 03:49 Written by Narinari.com編集部

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8月20日にデビュー30周年記念アルバム「ディア・ポップシンガー」を発売した歌手・荻野目洋子が9月15日、タワーレコード渋谷店でミニライブとジャケットサイン会を開催した。

オリコン週間アルバムランキングで初登場38位だった「ディア・ポップシンガー」だが、荻野目がインストアライブを実施するのは、2006年にリリースされたアルバム「VOICE NOVA」の発売記念イベント以来、8年5か月ぶり。会場にはこの日を待ちわびたファン400人が全国から詰めかけた。

ミニライブは16時にタワーレコード渋谷店1Fイベントスペースでスタート。黒い革ジャンにボーダーのスウェット、黒いスパッツというスポーティな姿で登場すると「オギノメちゃ〜ん!」という大きな歓声が沸き起こり、1曲目の「六本木純情派」で会場のボルテージは一気に上がった。

近年は子育てを優先していた彼女だが、デビュー30年を機に本格的な活動再開を宣言。その第一弾となる「ディア・ポップシンガー」の発売記念イベントとあって、トークコーナーでは荻野目自身からアルバム制作の経緯や今後の活動に対する意気込みなどが語られた。

この日のライブではニューアルバムに収録されたワム!のカヴァー曲「フリーダム」や新曲「キミとタイムマシン」のほか、89年のヒット曲「ユア・マイ・ライフ」を久しぶりに歌唱。代表曲「ダンシング・ヒーロー」では、熱気のあまり(?)ブレーカーが落ちるハプニングもあったが、「何度でも歌いなおすよ!」とのコメントにファンが歓喜する一幕もあった。

全5曲を披露した荻野目、その歌声は以前よりも力強さを増しており、持ち前のグルーヴ感もさらに進化。“歌って踊れるポップシンガー”のパイオニアとしての実力を遺憾なく発揮し、大勢の観客を魅了した。

ライブ終了後は、タワーレコードでニューアルバムを購入したリスナーを対象としたジャケットサイン会を開催。再始動を待ち望んでいたファンとの交流を深め、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

なお、来たる10月16日には、単独公演としては約20年ぶりとなる30周年記念コンサート「30th Anniversary LIVE ディア・ポップシンガー」が開催される。

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