乾電池で電車有人走行に挑戦、パナソニック独自車両が秋田県の廃線走る。

2014/09/08 14:47 Written by Narinari.com編集部

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パナソニックは、秋田県大館市の旧小坂鉄道廃線において、11月2日に乾電池「EVOLTA(以下、エボルタ)」の長持ち・パワー実証実験を実施すると発表した。

この実験は、単1形乾電池を動力源に走行するオリジナル車両を製作し、実在の線路上走行に挑戦するもの。これまで「エボルタ」を使用したさまざまな長持ち実験を実施してきた同社だが、今回はスケールアップした挑戦となるため、「エボルタ」(単1形)を動力源にして走る挑戦用のオリジナル車両(1両)を製作するところから始めている。

また、この実験には秋田県と同県大館市が全面協力。現地の旧小坂鉄道跡地を使うことになり、車両製作もパナソニックに加え、秋田県立大学などと共同で実施している。車両にはイメージキャラクター「エボルタくん」をデザイン。人を乗せて線路上を走行させ、約8キロの区間を走破することで、乾電池「エボルタ」の優れた長持ち・パワー性能実証に挑む。


☆作成車両の概要

・外寸:幅160センチ×高さ220センチ×長さ410センチ(1両)
・動力源:乾電池(単1形)
・車体材質:特殊強化ダンボール
・車体重量:約500キロ
・定員:10人(重さ制限:約500キロまで)
・合計総重量約1トン
・完成予定:2014年10月中旬

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