カンニング竹山と華丸の“確執”、同期・同郷の2人がエピソード明かす。

2014/08/22 07:17 Written by Narinari.com編集部

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カンニング竹山(43歳)と博多華丸(44歳)の間には、以前、大きな確執があったという。8月21日に放送された「櫻井有吉アブナイ夜会」(TBS系)で2人のエピソードが明かされた。

吉本興業・福岡事務所の同期(1991年デビュー/1期生)で、同郷の仲である2人だが、竹山はわずか1年で事務所を退所。「福岡から逃げるように上京」し、約10年後に“キレ芸”でブレイク、全国にその名を知られる芸人となった。そんな頃に、ある事件が起きたという。

久しぶりに地元・福岡での仕事があった竹山。そのとき一緒だったのが、当時すでに福岡では人気者になっていた華丸だった。しかし、全国区になって天狗になっていた竹山は、華丸に向かって「福岡はゆるかね〜こんなゆるいロケでいいんだ〜」と一言。この竹山の言動にムカッと来た華丸は、やはり同郷の芸人・パンクブーブー黒瀬純(39歳)に「あいつは福岡におったけど すぐ辞めてくさ!」と語るなど、竹山のことを良く思っていない雰囲気を漂わせていたそうだ。

竹山は「東京で10年経って、売れたときにこう(天狗に)なるわけよ。こうなるのは世間に対してじゃなくて、福岡の華丸・大吉とか福岡の芸人に対して天狗になるわけ。やっぱり俺の考えが10年かかったけど間違ってなかった」と当時を述懐。同期の博多華丸・大吉は特に意識する存在だったという。

パンクブーブー黒瀬は「2人が並んで座ってるのが『わぁ』ってなりますけどね」「ピリピリしてたのも見た事ありますし、お2人が」と、周囲から見ても2人の間には緊張感が漂っていたと証言している。

なぜ、竹山はそのような福岡を“見下す”発言に至ったのか。その理由については「10年経つと、その間に華丸・大吉は福岡ですごい売れたりしてて、実家帰ると母親とか友達から『華丸・大吉は売れてるのに』みたいなこと言われる。それも嫌な10年がある。福岡さえ帰りたくない。勝手な福岡への恨みになる」と、竹山なりの苦悩を抱えた10年間が、そうさせたと反省の弁を述べた。

そんな2人だが、あるとき、やはり福岡での仕事の際に一緒に飲む機会があり、竹山が全国放送に出た頃、華丸・大吉がもの凄く応援していたという話を知ったそう。そして「目から鱗。俺はこの10年何をやってたんだ」「10年人を恨むことばっかり考えてた」と後悔の念にさいなまれ、その後、華丸がR-1ぐらんぷりで優勝した際には、竹山も涙を流して心から喜んだという。

竹山は「10年くらいかかったよ。自分の中で決めた勝手な確執を取るために」と回顧。また、華丸も「相棒ともよく話すけど、竹山が逃げてくれたおかげで(自分が)逃げられなくなったがゆえの現在だから、まあまあまあ」としみじみと語った。

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