トマトジュースを用いたウォッカ・ベースのカクテルといえば、ブラッディ・マリー。米国ではセロリやオリーブ、ピクルス、レモンなど、何かとトッピングが多い飲み物でもあります。ブラッディ・マリーに斬新なトッピングを載せることで、話題作りをしているバーやレストランも少なくありません。

米ウィスコンシン州ミルウォーキーにある「Sobelman's Pub & Grill」というレストランも、そんなレストランのひとつです。同店では、以前からエビ、ソーセージ、チーズ、そしてハンバーガーが丸ごとトッピングされたブラッディ・マリーを提供していましたが、先日、さらに上を行くメニューを追加。それは、一羽丸ごと揚げたフライドチキンがどんっ！と鎮座している、ビジュアル的にもなんだかすごいメニューなのです。

「チキン・フライド・ブラッディ・ビースト」と名付けられたこのカクテルには、フライドチキンのほかにも、ハラペーニョ風味チーズのベーコン巻き、アスパラガス、エビ、ピクルスといったトッピングが添えられています。これだけのトッピングを盛り付けるグラスも巨大で、通常の4倍の量のカクテルが入っているとか。

この「チキン・フライド・ブラッディ・ビースト」は週末のみ提供で、数に限りがあるため早い者勝ちのメニューとなっています。お値段も50ドル（約5,100円）と、通常のカクテルよりかなりの高めの設定です。しかし何人かでシェアすることを前提とすれば、食事とドリンクが一度にオーダーできるとも考えられるため、お手頃かもしれませんね。