陸前高田の「タコ丼」都内でも、岩手開催イベント最優秀賞の味を常設で。

2014/07/15 21:49 Written by Narinari.com編集部

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陸前高田の新名物「漁師のタコ丼」が、東京都内で常設販売されることになった。エー・ピーカンパニーが運営する鮮魚居酒屋「四十八漁場(よんぱちぎょじょう)」山王パークタワー店・五反田店でランチ販売を開始したもので、価格は味噌汁・漬物付きで800円(税込み)だ。

「漁師のタコ丼」は、岩手県陸前高田市の財当仮設住宅に住んでいる方々が考案したメニュー。噛めば噛むほどにタコの旨みが溢れる煮ダコと、パリっとした食感の煮ダコの天ぷら、そこに大葉とトマト、錦卵を添えた丼だ。

昨年岩手県で開催された「ふるさと三陸オリジナル丼グランプリ」で最優秀賞を受賞し、これまで同県のアンテナショップやイベントなどで限定販売され、好評を博してきた。東京都内の飲食店での常設販売は、これが初めての試みだ。

「ふるさと三陸オリジナル丼グランプリ」は、岩手県内の仮設住宅で生活する方々に活気と交流を創出することを目的とし、IBC岩手放送と地元企業が連携して2013年10月に開催されたイベント。県内10か所の仮設住宅がチームとして参加し、地域の食材を活かしたオリジナル丼を制作した。JR盛岡駅前で700人を超える参加者による人気投票の結果、「タコ丼」が見事グランプリを受賞した。

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