「正露丸の秘密」初のマンガ化、学研の学習まんがシリーズとして。

2014/07/10 17:09 Written by Narinari.com編集部

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小学生向け学習まんが「まんがでよくわかるシリーズ」(学研パブリッシング)のひとつとして、新たに「正露丸のひみつ」刊行され、大幸薬品が全国の小学校および公立図書館に約25,500冊寄贈。ウェブサイト「まんがひみつ文庫」(//kids.gakken.co.jp/himitsu/)などでも3年間限定で無料配信を開始した。この本は非売品で、書店での販売予定はない。

「正露丸のひみつ」は、胃腸薬「正露丸」誕生の歴史や、薬の効き目について親しみやすいストーリーまんがで表現した児童書。1902年に発売された「忠勇征露丸」から100年以上続いている家庭薬「正露丸」について、子どもにより親しみを持ってもらうためのマーケティング活動の一環として刊行された。

いざという時に極度の緊張からお腹の調子を悪くしてしまう主人公。クラスメイトの2人と一緒に、紀元前3000年頃のエジプトにタイムスリップしたり、「正露丸」の工場見学をしながら、その原料や「正露丸」ができるまでを学んだりと、子どもの興味を掻き立てる展開でストーリーは進んでいく。読み進めるうちに「『正露丸』はなぜ効くの?」といった素朴な疑問から、香辛料のシナモンと「正露丸」の意外な関係など、数々の“ひみつ”が明らかになる――という仕掛けだ。

ストーリーに加え、ちょっとした雑学として「正露丸」の主成分「木(もく)クレオソート」についてや、「正露丸」はどんな時に飲む薬なのか、「下痢はどうして起こるのか?」などをわかりやすく解説したコラムも掲載した。

なお、ストーリー後半では、大幸薬品の柴田高社長も登場し、「正露丸」の工場見学に訪れた主人公たちに、「セルフメディケーション」(Self-medication/自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること)の重要性を伝えている。

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