デヴィが試写作品理解できず「ちんぷんかんぷんでした!ありえない」。

2014/06/25 05:05 Written by Narinari.com編集部

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タレントのデヴィ夫人が6月24日、都内で行われた中島哲也監督最新作「渇き。」の女子高生限定試写会イベントに登壇。歯に衣着せぬコメントが続々と飛び出した。

総勢40人の女子高生たちの前に登場したデヴィ夫人は、映画の感想を聞かれ「映像や音楽的には非常にお上手で、感心いたしました」と前置きしつつ、「ちんぷんかんぷんでした! この映画の目的や訴えたいことは全く理解できなかった。私にとってはありえない映画でした」と率直なコメント。

それでも「ひとつひとつのシーンからは監督が撮りたかったんだろうという気迫を感じました。役所広司さんをはじめ日本を代表する俳優の方々が、いつもはやらないような汚れ役に入り込んでいて素晴らしかった。大ショックを受けたい人はぜひご覧になったらよいんじゃないかしら」と見どころを語った。

その後は、集まった女子高生からデヴィ夫人に人生相談(大人への苦情)が寄せられ、「学校でメイクをしちゃダメとか規則が厳しくて嫌!」との意見には「人間は社会の一員、組織の中の一人だということを学ぶために規則は必要よ。そもそも若いうちはそのままでキレイなんだからお化粧なんていらないわよ!」とアドバイス。

ほかにも「二股交際が流行っているので、やってみようと思うのですが……」という相談には、「今は男女交際も本当に自由よね……」と呆れつつ、「二股しようが三股しようが結構だと思いますが、『この人だ!』と決めた方がいるのにその方を裏切ってそういうことをするのは、それは罪です!」と厳しいお言葉も飛び出した。

大人の悪い部分についても「歩きたばこや、道でぶつかってしまってすぐ怒る人が許せない」「高校生だからと甘く見て意地悪されたり、すぐに暴力で解決しようとする人もどうかと思う」など女子高生から意見が飛び交い、「ダメな大人が増えていますね。この前の(野次が問題になった)都議なんて本当に最低! 政治家がもっとしっかりして、みんなが自信と誇りを持てるようにしなくては。勉強を教えるだけでなく、礼儀やマナーの教育が大事です」と議論を白熱させた。

その後、本作でヒロイン・加奈子役を務めた小松菜奈が登場。映画初出演の感想を聞かれ「大変なこともありましたが、共演者やスタッフの皆さんに助けられて楽しく現場に通えました」と振り返った。

デヴィ夫人に「初めての映画なのに本当にお上手でしたね〜!びっくりしました」と大絶賛されるも、今回初対面のデヴィ夫人を前に緊張気味の小松。最後は「いろいろな層の方に観て欲しいですが、特に今日来てくださったような同世代の方に観てもらって、今までにない新しい衝撃を受けてほしいです」とアピールした。

映画「渇き。」は6月27日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー。

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