二階堂ふみが振り袖で晴れ舞台、浅野忠信らと「私の男」舞台挨拶。

2014/06/15 05:54 Written by Narinari.com編集部

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映画「私の男」が6月14日に公開初日を迎え、主演の浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、熊切和嘉監督が舞台挨拶に登壇。浅野はストライプのダブルのスーツで、二階堂は封切り初日という晴れの舞台に、自身で選んだ振り袖を披露した。

登壇者のコメントは次の通り。

◎浅野忠信

30代の時にイメージしていた40代での役があてはまる役でした。沢山の人にいい反応をいただけたので、集中してやるとどの世代でもやりきれるということが分かり、より集中して取り組むべきだと学べました。(40歳になって)楽になった気がします。

(海外からの評価で「和製デ・ニーロ」という声が上がっていることについて)先輩たちに教わったことを自分でかみ砕いてやってみると、より役が豊かになり演じていて楽しかったんで、偉大な俳優さんに比べていただいてとても光栄です。僕とふみちゃんで強烈な時間を過ごし、監督によって切り取ってもらいました。絶対楽しんでもらえる作品です。
(生きていく上で絶対に欠かせない「私の○○」)「私の先輩」この舞台挨拶前に林家ペー・パー子師匠が応援にかけつけて、ノンストップで盛り上げてくれました。

◎二階堂ふみ

私にとって特別な作品で、初日を迎えられて夢のようです。スクリーンで見るべき映画です。寂しくもありますが、皆様にみていただけることは嬉しいです。(13歳から26歳までの花を演じる上の役作りは)監督の言われたとおりに動き、現場の空気を大事にしながら取り組みました。

(生きていく上で絶対に欠かせない「私の○○」)「私のお水」水がないと生きていけないなと。水の味も分かるようになってきました。

◎高良健吾

少しの撮影期間での参加でしたが、監督と浅野さん、二階堂さんとご一緒できて幸せでした。初日の撮影では、病気かなという思うぐらい汗をかきました。それだけ緊張していたんです。現場での熊切監督はかっこいいです!

(生きていく上で絶対に欠かせない「私の○○」)「私の酸素」最近地元に帰っていい空気を吸って、酸素がないと生きていけないなと。

◎山田望叶

生まれて初めての仕事で、初めての現場は自分一人で周りの俳優さんがいなくてカメラが向いていただけだったので正直恥ずかしかったです。みなさんと映画を作るのが楽しみになっていって、ワクワクしていたので、「まだ終わらないで」とずっと思っていて、本当に終わった時には寂しかったです。

◎熊切監督

企画から4年。原作を読んだ時から、浅野さんをイメージしていました。淳悟の空虚感、孤独、せつなさを今の浅野忠信で見たいと思ったんです。二階堂さんは初めてお会いしたのは3年前の別作品のオーディションで、水面下で「私の男」が進んでいたときでした。二階堂さんを見た瞬間、目の前には「花がいる!」と思いました。映画では誠実で強い花になっています。

高良くんは自然と撮影になじんでくれて、「初めて高良くんと仕事するんだ」と途中で気づくぐらいでした。現場が好きなんだなと感じました。理屈ではなく感覚的に見る人を渦に巻きたい、大きなうねりのある映画にしたいと思って作りました。五感を全身で味わっていただければと思います。

(生きていく上で絶対に欠かせない「私の○○」)「私の猫」猫を2匹買っています。フローリングを歩くときの猫の爪音がないと落ち着かないんです。

映画「私の男」は6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開。



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