携帯着信音で舞台中断し叱責、ケヴィン・スペイシー「俺が出る!」。

2014/06/08 05:27 Written by Narinari.com編集部

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ケヴィン・スペイシーが6月4日、観客の携帯電話の着信音で舞台を中断するという出来事があった。

英ロンドンのオールド・ヴィック・シアターで上演中の一人舞台「クラレンス・ダロウ」初日の舞台で、ケヴィンは役柄のまま演技を続けながら、上演中に携帯電話の電源を切っていなかった男性を叱責した。

ケヴィン扮する18世紀のアメリカ人弁護士、クラレンス・ダロウが自らを裁判で弁護するシーンで、ケヴィンが観客に向かって自身の無実を訴えている最中に、携帯電話の着信音が鳴り響いてしまう。着信音はどんどん大きくなり、堪忍袋の緒が切れたケヴィンは「もしお前がその電話に出ないのなら俺が出る!」と厳しい言葉を放った。

この公演を最後に、10年間にわたって務めていた同シアターのクリエイティブ・ディレクターの席を後にすることも発表されているケヴィン。そうした背景もあり、この“妨害”への対処方法には、観客から大きな拍手が沸き起こった。

舞台終了後観客らはTwitterに「今夜オールド・ヴィックでの『クラレンス・ダロウ』の途中に携帯が鳴った。役柄を崩すことなくケヴィンは『電話にでないなら俺が出るぞ』って言っていたよ」「もし舞台の途中に携帯電話の電源を入れたままにするような間抜けだと、ケヴィン・スペイシーに叱られるってことを知れてよかったよ」などとケヴィンに対する賛辞の声が相次いでいる。

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