映画降板の女優に30億円請求、契約トラブルで制作側が訴訟起こす。

2014/06/08 05:05 Written by Narinari.com編集部

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映画「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」や「レスラー」などで知られる米女優のエヴァン・レイチェル・ウッド(26歳)が、契約上のトラブルにより3,000万ドル(約30億円)を求められ、訴えられている。

先週、夫ジェイミー・ベルとの破局を発表したばかりのエヴァンだが、1999年のコメディ作「恋のからさわぎ」の続編となる「10シングス・アイ・ヘイト・アバウト・ライフ」のプロデューサー陣が、エヴァンが同作を降板したことで契約違反を犯したとして訴訟を起こした。

10シングス・フィルム社からの訴えによれば、エヴァンは主演に向けて30万ドル(約3,000万円)の前金を受け取っていたが、「突然撮影中にこの作品への出演について気持ちが変わったようで、最終的には契約上の義務を満たすために法的に正当化することも拒否し、ただ降板することにした」とされている。

一方で、エヴァンの弁護士はこの訴えが「非常識」なものだとし、実際に契約違反をしたのは製作途中で金銭の工面がつかなくなったプロデューサー陣のほうだとしている。

「この訴訟は非常識なもので、経済的に困難を抱えたプロデューサー陣によるいじめの方法にすぎません。この映画の製作は2013年2月に、プロデューサー陣にお金が無くなったことで中止となりました。そんな経過を経てもエヴァンは、プロデューサー陣が問題は解決されたとした2013年11月に製作を再開することに合意さえしていたのです」
「それでもプロデューサー陣は準備を整えることが出来ず、エヴァンに支払うべき金額も払っていません」
「プロデューサー陣の製作再開への度重なる約束と、エヴァンへの支払いは見せかけのものでした。もう十分です。エヴァンではなく、プロデューサー陣が契約違反をしたのです」

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