31歳男性の“年上彼女”は91歳、恋愛対象が60歳以上の超年上好き。

2014/06/07 08:25 Written by Narinari.com編集部

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人それぞれ個性というものがあるからこそ、好きになる異性のタイプも違ってくるのは当然のこと。米国のある男性(31歳)の場合、その条件が少し変わっていて、恋愛対象になる女性の年齢は60歳以上、超がつくほどの年上好きだそうだ。そんな彼は、5年前から母親の年齢をはるかに超える91歳女性と親密に交際。なかなか見られない“60歳の年の差カップル”として話題を呼んでいる。

英紙デイリー・ミラーやデイリー・メールなどによると、この“60歳差カップル”は、米ペンシルバニア州ピッツバーグに住む、31歳のカイル・ジョーンズさんと91歳のマージョリー・マクールさん。2人は2009年、マクールさんが働いていた本屋で、客として訪れたジョーンズさんが気に入り、彼が電話番号を聞き出したことをきっかけに交際が始まった。以来、デートも夜の生活も普通に楽しむ、ほかのカップルと何ら変わりない関係を築いている。

女性が年上のカップルは全く珍しくはないが、“60歳差カップル”となると、かなり稀なケース。彼らの場合、ジョーンズさんが超年上好きだったことが、カップル成立の大きな理由になっているようだ。もともと、はるか年上の女性ばかり気になっていた様子の彼は、コールセンターで働いていた18歳の時に、当時50歳の女性と深い仲になったことを最初に、年の離れた女性を求めるようになったという。

以来、ジョーンズさんは出会い系サイトで希望の女性を見つけてはデートを繰り返してきたというが、その相手となった女性たちは「60歳から80歳」の間。身体的には衰えている年齢と言わざるを得ないが、「ナチュラルであるのが良い」と話す彼にとっては、白髪になった髪の毛やたるんでしわになった首、垂れてしまった胸さえも「魅力的」だという。

離婚してから37年間独り身だったというマクールさんは、そんな彼からの積極的なアプローチを受けた時、最初は孫よりも年下の彼に躊躇していたそうだが、やがて1人の男性として受け入れるように。今では、ほかのカップルと同じように大人の恋愛を楽しみ、時にはほかの年上女性に目が行く彼に「嫉妬するようになった」という。しかし、マクールさんが「最高だ」と言って戻って来る彼を彼女は毎回許し、交際が続いているそうだ。

そしてマクールさんも含め、息子の“大きく年の離れた彼女”たちを見て来たのが、ジョージア州オーガスタの実家に住むジョーンズさんの母親セシリアさん。現在50歳の彼女は、ときどき息子が連れてくる彼女と会い、最初は「そういう経験をしたがる男の子もいるものなのか」と戸惑っていたそうだ。しかし時間が経っても、彼が連れてくるのは60歳から80歳の女性ばかり。そのうちに彼がそうした相手を求めているのだと知り、息子との見解の相違は当たり前だと考えている母は、その後も大人しく息子の恋愛を見守っているという。

ただ、彼の恋愛事情を知った人からは、ときどき「遺産目当てだろう」と批判される機会もあるというジョーンズさん。その批判が「全く的外れ」と話す彼は、いつか運命の人と結婚をする夢は持っているそうだが、やはり相手が「自分よりも先に死ぬのが分かっている」だけに、たとえ現在の彼女であるマクールさんと言えどもいざ結婚となると、決断するのはそう簡単ではないようだ。

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