“ご祝儀”少なすぎて罵られる、新郎との関係踏まえた金額に賛否両論。

2014/06/05 17:52 Written by Narinari.com編集部

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披露宴に出席する場合、お隣中国では新郎新婦との関係によって300〜1,000元(約4,800〜16,000円)程度包むのが一般的だ。このたび、そんな“相場”を無視して100元(約1,600円)しか包まなかった男性が、新婦から電話で罵られるという一件が発生、ネットユーザーからは賛否両論が噴出している。

中国メディア江蘇網などによると、この一件は5月22日夜、ネット掲示板にあるネットユーザーが悩みを吐露したことから発覚した。ネットユーザーの“希望※※”は先日、元同僚の結婚式に出席した際に、ご祝儀に100元札を1枚包んで手渡したという。“希望※※”は元同僚である新郎と、昨年短い期間しか一緒に仕事をしておらず、頻繁に連絡を取り合うような親密な関係でもない。そのため“相場”に反して100元しか包まなかったそうだ。

問題が起きたのは結婚式翌日の午後、“希望※※”に見知らぬ人から電話が入ったので出てみると、相手は昨日会ったばかりの新婦だった。しかも、“希望※※”を頭ごなしに罵り始め、結婚式会場であった5つ星レストランの食事がいかに高かったか、(“希望※※”は)ご祝儀が少ないくせにいかに多くの飯を食べたとか、不満を漏らしたのだという。

これには“希望※※”も赤面。何とか気持ちを落ち着けて電話を切ったものの、その後2日間は眠るに眠れない悩ましい日々を送ることになり、我慢ができずについにネット掲示板に投稿したというわけだ。

メンツを重んじる中国だけに、“希望※※”の悩みの深さは推して知るべしといったところだが、ネットユーザーの意見は賛否両論。

「100元なんて相場と大きくかけ離れている。たとえ関係が深くないにしても、式に出席する以上は最低300元ぐらいは包めよ」などと批判する者もいれば、「この新郎新婦はケチだな」「そもそもたいした関係でもない元同僚を招待した新郎が間違っている」「たとえご祝儀が少なかったとしてもわざわざ電話をかけて罵るか?」と、擁護する人も多い。

いずれにせよ、“希望※※*”自身が「ご祝儀が少なくて罵られるものなんですか?」と驚きを表明している通り、珍しい出来事だったのは確かであろう。

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