進撃が無敵ワンピの牙城崩した、上半期834.2万部で2位以下に大差。

2014/06/02 04:01 Written by Narinari.com編集部

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オリコンは6月1日、ウェブ通販を含む全国書店1,940店舗からの売上データをもとに集計した「オリコン2014年上半期“本”ランキング」(集計期間:2013年11月18日〜2014年5月18日)を発表した。コミック部門は大きな動き。「進撃の巨人」が、無敵と思われた「ONE PIECE」の牙城をついに崩した。

コミックシリーズ別では、「進撃の巨人」が上半期総売上834.2万部を記録し、2009年から昨年まで5年連続で1位を続けていた「ONE PIECE」(総売上493.7万部)など2位以下を抑え1位に。これまで「進撃の巨人」による上半期シリーズ別売上の最高位は2011年・2013年の4位で、1位は初めて。上半期総売上部数も同シリーズ最高で、昨年の429.2万部から約2倍増となった。

今年、「進撃の巨人」は12巻(昨年12月発売)が177.1万部(上半期作品別2位)、13巻(今年4月発売)が166.6万部(上半期作品別3位)と、上半期内に初めて100万部を突破。上半期TOP100内には、1巻(2010年3月発売)から最新13巻までの全巻と限定版、関連作など、約2割に相当する計17作がランクインと、快“進撃”を見せた。

この快挙に、作者の諫山氏は「人生一度きりなら『オリコン1位』になりたいと思っていました! 『オリコン1位』にしてくれた皆様! 『オリコン1位』にしてくれてありがとうございます!」と喜びのコメントを寄せている。

なお、作品別売上ランキングは、唯一の200万部突破(282.5万部)を果たした「ONE PIECE 73」(今年3月発売)が1位に。今年で上半期作品別売上の1位は2009年以来6年連続となった。

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