今年の梅雨入り遅めの見込み、エルニーニョ影響で季節の進みが遅く。

2014/05/28 01:57 Written by Narinari.com編集部

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日本気象協会は5月27日、2014年の梅雨時期(6月から7月)の天気傾向に関する情報を発表した。今年はエルニーニョ現象の影響により「全国的に季節の進みが遅くなるでしょう」としている。

2014年の夏は、5年ぶりにエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、日本付近でも梅雨時期には大きく影響を受ける見込み。6月は梅雨前線があまり北上せず、沖縄付近に停滞する日が多いという。そのため、東北から九州にかけては平年に比べて晴れる日が多くなる見通しだ。

梅雨入りも遅くなり、最新の1か月予報では東日本や西日本(関東〜九州)で6月中旬以降、北日本(東北)では6月下旬以降となる見込み。すでに梅雨入りしている奄美や沖縄では、前線の影響を受けて曇りや雨となる日が多い。

気温は平年並みかやや高く、特に晴れた日は暑くなるため、熱中症に注意が必要だ。

7月は太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、梅雨前線が本州付近に停滞する日が多い見込み。そのため、東北から九州にかけて曇りや雨の日が多くなりそうで、梅雨明けも遅くなる可能性があるという。特に東北地方は、8月に入ってもぐずついた天気が予想されており、梅雨明けが8月にずれ込む可能性があるとのこと。

気温は、関東から九州にかけては平年並みだが、北日本は低く、肌寒い日も多そうと予想している。

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