世界一のマクドナルド収集家、40年以上集め続け自ら店舗も経営。

2014/05/18 18:20 Written by Narinari.com編集部

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世界各地に展開し、ハンバーガーショップの代表的存在であるマクドナルド。それだけファンが多いことは言うまでもないが、米国には自他ともに認める“世界一のマクドナルドファン”の男性がいるという。彼はアルバイトをしていた10代半ば、店から記念のピンバッチをもらったことをきっかけにさまざまなマクドナルドのグッズを集め始め、現在では約7万5,000点もの関連グッズを集めただけでなく、実際にフランチャイズ店舗を2つ経営しているそうだ。

英紙デイリー・メールやデイリー・ミラーなどによると、この男性は米ペンシルバニア州に住むマイク・ファウンテインさん。今でも「ライフワーク」として毎月100点以上グッズを増やし続けているという彼が、収集を始めたのは40年以上前、マクドナルドでアルバイトをしていたときだった。彼が15歳で働き始めた1968年、マクドナルドはビッグマックを発売。その1年後、彼は店から発売1周年を記念したピンバッチを渡されたことがきっかけで、マクドナルドのあらゆるアイテムを集め始めた。

そして45年間集め続けたグッズの数は、実に約7万5,000点。1万1,700種類におよぶピンバッチを始め、紙コップやグラスから制服やボタン、さらには子ども向けに提供されるハッピーミール(※日本のハッピーセット)のおもちゃの数々やドナルド・マクドナルドの人形など、米国の店舗で利用されたアイテムのほとんどを集めたという。

それだけの成果を可能にしたのは、彼の立場も大いに関係があるかもしれない。「マクドナルドファミリーの1人であるのを誇りに思う」と話す彼は、地元で2店舗のマクドナルドに携わる経営者でもあるからだ。

現在は、集めた全てのコレクションを自宅に保管しているというファウンテインさん。当初は、自宅内の9つの部屋に張り巡らせた全長「2マイル(約3.2キロメートル)」におよぶ棚に並べていたものの、どんどん増え続けてその棚もいっぱいになってしまった結果、敷地内に全てのグッズを収容する「2,400平方フィート(約650平方メートル)」の保管小屋を建てたそうだ。いずれはマクドナルドが行うチャリティ事業の役に立ちたいと、入場料をもらってコレクションを一般公開する博物館にしたいとも話している。

ただ、ファウンテインさんが45年間も集めたアイテムを全て見ようとすれば、相当な根気も必要なようだ。彼の交際相手スーザン・ワースさんは、初めてのデートでディナーを共にした後、彼に自慢のコレクションを見せられたそう。ところが彼の案内で全部を見終わったとき、時間はすでに夜中の2時で、2人とも「くたくたになった」という。それでも、米マクドナルド関係者ですら彼が“世界一のマクドナルドコレクター”であると太鼓判を押しているだけに、その自慢の品々が一般にお披露目される日も楽しみにしたい。

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