食中毒を防ぐための注意点は、内閣府が3つの原則と6つのポイント。

2014/05/14 07:58 Written by Narinari.com編集部

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内閣府政府広報室は、細菌やウイルスの増殖が活発になるこれからの季節に向け、「食中毒を防ぐための注意点」を公開した。

食中毒を防ぐためには、細菌などを食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」という3つが原則。

「つけない」は、食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないように、調理前や生鮮食品を取り扱う前などには、さまざまな雑菌が付着している手を必ず洗うこと。

「増やさない」は、食べ物に付着した菌を増やさないために、低温で保存すること。細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になるが、10度以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15度以下では増殖が停止する。

「やっつける」は、細菌やウイルスを死滅させるため、加熱すること。肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全で、特に肉料理は中心までよく加熱することが大事だ。

さらにこの3原則を実践する6つのポイントを紹介。「買い物」では消費期限を確認し、
肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う。「家庭での保存」は、冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管し、肉や魚はビニール袋や容器に入れ、ほかの食品に肉汁などがかからないようにすること。「下準備」は野菜などの食材を流水できれいに洗う(カット野菜もよく洗う)よう勧めている。包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて使い分けると安全だ。

「調理」は、調理の前に手を洗い、肉や魚は十分に加熱。「食事」は、食べる前に石けんで手を洗い、清潔な食器を使う。「残った食品」は、扱う前にも手を洗い、清潔な容器に保存すること。この3原則と6つのポイントを注意点として上げた。

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