ご当地キャラ23体が参勤交代、侍や駕籠と共に有楽町を練り歩く。

2014/05/12 09:21 Written by Narinari.com編集部

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宮城県のむすび丸や栃木県のさのまる、奈良県のせんとくんらご当地キャラ23体が5月11日、東京・有楽町マリオンに突如として出現。6月21日(土)公開の映画「超高速!参勤交代」で描く参勤交代を現代に再現するべく、侍や毛槍隊、駕籠と共に参勤交代を実施した。

「下に折れ!」の掛け声とともにご当地キャラたちが練り歩くと、瞬く間に500人ほどの人が集まり、現地は黒山の人だかりに。「かわいい!」などと口々に声をあげながら写真を撮影する人たちが続出し、ご当地キャラの魅力にメロメロになっていた。

参勤交代でしっかりと作品をPRしたキャラクターたちは、大名行列終了後には各々のご当地名物特産物を本作でメガホンを執った本木克英監督に献上。北→南の順にわたまろくん(岩手)、むすび丸(宮城)、フラおじさん(福島)……と続き、最後の松浦松之介(長崎)まで受け取った本木監督は「どこの地域も素晴らしかったです。これからもっと地方が頑張っていかなきゃなと改めて思いました」と喜んだ。

参勤交代は、全国各地から諸大名が江戸に登城するという江戸幕府の制度。1635年に3代将軍徳川家光の「武家諸法度」で明確に制度化された。徳川家康が全国支配のために始めた一方、これにより街道などの交通網、宿場町の整備が進み、大名行列の莫大な費用によって各地が栄え、地方と江戸をつなぐ文化の交流になったとも言われている。

映画「超高速!参勤交代」は6月21日(土)全国ロードショー。


☆「超高速!参勤交代」ストーリー

江戸期、徳川吉宗の治める時代、お上に無理難題をおしつけられたわずか1万5千石の小藩があった。磐城国(現在の福島県いわき市)の湯長谷(ゆながや)藩である。元文元年(1736年)春、湯長谷藩は、幕府から突然の参勤交代を言い渡された。湯長谷の金山を我が物にしようとする老中・松平信祝の差し金であった。期日は4日。通常の参勤交代では8日はかかる。しかも莫大な費用が必要であり、困窮した湯長谷藩には無理な話だった。

藩主・内藤政醇は、小藩と侮った老中の仕打ちに激怒しつつも、知恵者の家老・相馬兼嗣に命じ、4日間で無事参勤交代を果たせる作戦を立てはじめた。それは、道中の人が見ているところでは渡り中間を雇って大人数に見せ、人のいないところでは藩の少人数のみで、山中を近道して駆け抜けると言う奇想天外な作戦だったのだ。

そこに東国一の忍びと言われる戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵を道案内役として雇うが、幕府の老中・松平も刺客を雇い、湯長谷藩の参勤交代を阻止しようとしていた…。果たして湯長谷藩は、5日以内に参勤交代を果たし、無事に藩と領民を守ることができるのか!?

出演は佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!!JUMP)、柄本時生、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司/陣内孝則(特別出演)、西村雅彦。

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