富士通が新商品「レタス」発売、やさい工場で栽培の低カリウムレタス。

2014/05/08 01:31 Written by ナリナリ編集部

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富士通は5月7日から、「キレイヤサイ」シリーズの低カリウムレタスの販売を開始した。大手電機メーカー・富士通の新商品は、紛れもなく野菜のレタスだ。

このレタスは半導体工場を転用した、閉鎖型大規模植物工場の会津若松Akisaiやさい工場で栽培されたもの。その特長は、通常のリーフレタスと比べ、カリウム成分が100グラムあたり100ミリグラム以下と低く、野菜に含まれるカリウムが気になる人、例えば国内に1,300万人いるともいわれる腎臓を患う人たちも生で食べることができる点だ(※富士通HP/日本腎臓学会編CKD診療ガイド2012より)。

また、硝酸態窒素についても100グラムあたり75ミリグラム前後と低くしたことにより、苦味を抑え、甘さを引き出した。これにより、苦味が苦手な子どもたちにも食べやすい野菜となっている。

そして塵や雑菌がほとんど存在しないクリーンルームで栽培しているため、10度以下の冷蔵保存で2週間鮮度を保つことができるのもポイント。農薬は不使用なので、安心・安全だ。

販売ルートは生活共同組合コープあいづをはじめ、順次全国の法人向けに販売していくという。

なお、同社は今後、さまざまな種類の低カリウム野菜の栽培に取り組んでいくとのこと。2016年度の目標として、売り上げ4億円を目指している。

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