京急9年ぶりの新車体色は黄色、“しあわせの黄色い電車”が走る。

2014/04/27 04:03 Written by Narinari.com編集部

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京浜急行電鉄は5月1日から、黄色塗装を施した新しい車両「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」(京急イエローハッピートレイン)の運行を開始する。この車体色は赤色、青色に次ぐ3色目で、2005年3月14日に運行開始した「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の青色以来、9年ぶりの新色だ。

「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」のコンセプトは、ズバリ“HAPPYになる電車”。幸せをイメージした黄色の塗料で、新1000形の8両編成を特別塗装した。

それにしても、なぜ黄色なのだろうか。実はこれには、機器・機材の運搬や救援車として使用される、同社保有の黄色塗装の電動貨車3編成が関係している。この貨車は1週間に1〜2回程度、限られた区間しか運転されず、赤い電車が中心の京急線において見ることが出来るとハッピーになる「しあわせの黄色い電車」として隠れた人気車両になっていた。最近では、この黄色い貨車をモチーフにした京急グッズの販売も行われ人気を得ており、この人気に応え、さらには「沿線に幸せを広めたい」との思いから、乗車できる「沿線に幸せを運ぶ電車」の運行に至ったそうだ。

運行期間はおよそ3年間を予定。その間は、古くから京急電車のシンボルカラーとなっている赤色と、「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の青色、そして今回の「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の黄色、計3色の車両での運行となる。

「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」の主な運行区間は都心方面〜羽田空港国内線ターミナル駅間(※都心方面は、都営浅草線・京成線・北総線に乗り入れ)と、泉岳寺駅〜三崎口駅間。

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