ポジティブに“無職”の説明会、「人生もうダメ」ではない生き方提案。

2014/04/25 17:58 Written by Narinari.com編集部

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無職説明会実行委員は4月30日、昨年度に続き今年も「2014年 無職説明会」を東京・阿佐ヶ谷ロフトAで開催する。

この説明会は、無職についての“あり方”を考えるきっかけとして実施するもの。人生の選択肢として無職についても考えることで、就職できなかったから自分の人生はもうダメだ、と諦めてしまう状況を打破できるのではないか。現在無職の人にもどうすれば無職をうまく活かすことができるのか、社会復帰する方法を考え、「無職」という職業に光を見せていくことで、世の中に望みや可能性を与えることができる――との考えに立ち、開催するという。

今回実施する「2014年 無職説明会」では、昨年に続き、企業の就職説明会のように無職という職業の良いところ、厳しいところをきちんと説明。昨年度はメディアを通して出ている無職の偏った情報とは違ったポジティブな情報、無職でも明るく生きている姿も伝えていき、無職という職業への理解促進を目的に実施した。

今年度は、無職を「職がない状態、さらには可能性の無い職業」ではなく、「無限の可能性のある職業」であるという、昨年度よりも実践的な内容でかつ希望を提供できるカタチで伝えていくそうだ。

説明会の主催者は「この説明会により、1人でも多くの人が、就職失敗=ダメ人間、というレッテルを貼ってしまうのではなく、無職という職業に就職する、というポジティブな姿勢を持ってもらえるようにしたいと考えています」と語っている。ただし、「無職になることを推進するような説明会では一切ありません」とのことだ。


☆「2014年 無職説明会」具体的な内容は…?

今回の説明会では、無職になる前にすべきこと、無職になってからすぐにすべきこと、といった心構えから、無職だからこそ使える国の制度や、無職であることへの活かし方、無職から仕事を作り出していく方法、無職でも異性に好かれる方法など実践的な話を展開。

また、どのような人が無職でも向いているのか、無職をどう活かせば良いかアドバイスを提供するコンテンツとして、「無職模擬面接」や「無職OJT」も実施する予定だ。

これらの内容について、「無職」という肩書きを活かして成功している先人が説明やアドバイスを行う。先人として登壇するのは、俳優から無職、そして映画監督へという人生を歩んできている黒田勇樹。無職という肩書きをフルに活用し、ライター業だけでなく、フリー素材のモデルとなり、日本一WEBに写真が使われている男(参照 //news.nicovideo.jp/watch/nw715380)大川竜弥。

ヤフオクでいち早く「自分を使った企画」を売りだしてテリー伊藤氏からもラジオで絶賛された、自分の可能性に賭けている岡田紘樹。そして今回は新人無職として、無職とライター業を行き渡りしているTwitter界では著名なシマヅも参加する。


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