代理の“新婦”で披露宴開催、急遽参加できず妹がウェディングドレス。

2014/04/18 09:09 Written by ナリナリ編集部

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中国で先日、結婚披露宴に急遽参加できなくなった新婦の代わりに、妹がウエディングドレスを着て参加するという、珍しい出来事があった。

中国メディア光明網などによると、4月10日夜、広東省深セン市で開催された披露宴でのこと。料理店に300人ほどの友人・職場関係者を集めて盛大に催された劉偉さんと熊艶波さんの披露宴では、最初に司会者が急遽新婦の熊艶波さんが来られなくなったこと、代わりに熊艶波さんの妹が“新婦”として参加することがアナウンスされた。これに場内は一時騒然となったが、宴が進むにつれて出席者は慣れたのか、イタズラたっぷりに新郎と“新婦”をキスさせたり、抱き合わせたりと、楽しげな雰囲気で幕を閉じたそうだ。

気になるは本当の新婦が披露宴に参加できなかった理由だが、4月上旬、中国では清明節という日本のお盆に当たる伝統的な祭日を迎え、新婦の熊艶波さんは実家のある四川省に帰省。披露宴前に戻る予定が急遽戻れなくなってしまった。

そこで新郎の劉さんはせっかく人が集まってくれるのだからと、代理人を立てることを考えたそう。また、劉さんと熊さんはすでに双方の地元で披露宴を済ませており、今回が3度目の披露宴となる。そのため、こうした“冗談”も許されるのではないかと思い、新婦の妹を呼んで強引に開催したというわけだ。新婦は当初反対していたそうだが、結局、受け入れることにしたという。

当日まで本物の新婦が参加しないことを知らされていなかった出席者はさぞかし驚いたことだろうが、実は劉さんは芸能人。今回の披露宴も多くの芸能関係者が集まっており、こうしたサプライズには慣れている人たちが多かったことも、特に大きな問題とならずに済んだ理由なのかもしれない。

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