世界的ショー賭け芸人バトル、くまだまさしや渡辺直美ら芸披露も…。

2014/04/18 07:24 Written by Narinari.com編集部

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4月17日、都内で「SLAVA'S SNOWSHOW(スラバのスノーショー)」日本公演開会発表会見が行われ、応援隊長のタカアンドトシをはじめ、くまだまさし、平成ノブシコブシ、レイザーラモン、渡辺直美、司会のユウキロックが登場。見どころを伝えるとともに、日本公演出演を目指して自慢の芸でアピールした。

「SLAVA'S SNOWSHOW」は、ロシアが生んだクラウン(道化師)界の巨匠スラバ・ポルニンが創作・演出するパントマイムショー。1993年の初演から20年、世界30か国以上で500万人を動員し、英国演劇界で最も権威ある「ローレンス・オリヴィエ賞」をはじめ7か国で15以上の主要な演劇賞を受賞している。登場するのはピエロのみ。セリフは一切なく動きと表情だけで喜怒哀楽を表現するピエロたちによる、客席をも巻き込んだ掛け合いや、紙吹雪、蜘蛛の巣が客席を覆い尽くす様はまさに圧巻の一語に尽きる。

今年8月の日本初上陸にあたり応援隊長に就任したタカアンドトシは、ピエロの鼻をつけ、紙吹雪を巻きながらステージに登場。ショーを映像で観たという2人は「映像で観ただけでも非日常に浸れる。これを生で観られるとは!」(トシ)、「独特の世界観。芸人からしたらセリフがないなんて考えられないのに、感動も笑いもある」(タカ)と興奮気味に語る。

さらに2人は、ショーの「ここが凄い!」というポイントを3つ紹介。まず1つ目は「ピエロが凄い!!」。冒頭では、深刻な表情のピエロが首にロープを……。「あんな悲しそうなピエロ見たことない!」(タカ)と、ピエロの感情豊かな表現を絶賛。2つ目は「体感が凄い!!」。ピエロが紙吹雪を巻いてお客さんにイタズラをしたり、客席を蜘蛛の巣が覆ったり、大きなボールが出てきたり……まるで劇場自体がアトラクションのよう。お客さんも一緒に“体感”できるショーというのは大きなポイントだ。

3つ目は「ラストが凄い!!」。ものすごい量の雪(紙吹雪)が風に吹かれステージも客席も埋め尽くす光景に、「どうですか!まさにスノーショウでしょ!?」とトシ。このラストシーンは、シルク・ドゥ・ソレイユに影響を与え、名作「アレグリア」の一場面として取り入れられているものだ。

「SLAVA'S SNOWSHOW」の魅力が分かってきたところで、スラバさんから「日本のコメディアンもいい人がいたら出演させたい」とのメッセージ。そこで出演を目指す芸人たちが公開オーディションを開催する運びとなった。

まずは、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダなど海外ではスベリ知らずの国際派芸人・くまだまさしが登場。ヒュー・ジャックマン、ブラッド・ピットなど数々のハリウッドスターを大笑いさせ、トム・クルーズには「エクセレント!!」と言わしめたというカツラが開くネタなどを披露すると、「カツラがパカッとなるのがピエロっぽい!」とタカも絶賛した。

次は平成ノブシコブシが、裸の男とTシャツを着た男が一瞬で入れ替わるという瞬間芸を披露。会場の微妙な反応に、「日本にはいろんな笑いの種類があって……これは雪を降らす(寒い)芸風なんで」と吉村は弁解……。

続いては、期待の渡辺直美。本人の前でも披露したことのある“ビヨンセ”のダンスは、ニューヨークのステージでスタンディングオベーションを受け、あのウィル・スミスも笑い転げていたという世界に通用する芸だ。ところが、渡辺はなぜか中村あゆみの歌マネを披露し、「スラバさん、分かんねーじゃねーかよ!」とトシから突っ込みが入った。

ラストは、HGのハードゲイキャラはアメリカの囚人をも笑わせ、RGのスティーブ・ジョブズは米軍基地で大好評だというレイザーラモンが自信満々に登場。「歌と体でスノーショーを表現する」と宣言し、まずはRGが“スノーショーあるある”を歌いあげ、最後はHG得意の肉体技でポーズを決めた。

それぞれに実力を出し切り、清々しい表情の芸人たち。果たして、スラバに選ばれるのは? 緊張で静まり返った会場に「こんなの選ばれるかーい!!」とトシの声が響き渡り、一同爆笑のうちに発表会は終了となった。

「SLAVA'S SNOWSHOW」は、8月6日(水)〜17日(日)に東京、8月20日(水)〜24日(日)に大阪で開催。

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