入院男性を待ち続けたわんこ、8日ぶりの対面で喜びを抑えきれず。

2014/04/16 18:24 Written by ナリナリ編集部

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たとえ言葉が通じなくても、人間とも信頼関係を作れる動物だからこそ、多くの人から愛される犬。そんな犬の良さを改めて感じられる動画が、最近ブラジルの動物保護団体によって紹介され、話題になっているようだ。

この動画は、4月9日付けでYouTubeに投稿された「Reencontro Emocionante! Cao aguardou tutor por 8 dias em frente ao Hospital.」(//www.youtube.com/watch?v=fm_B3o8ndBs)。ブラジルの地方ラジオ局ラジオ・ウイラプルや、動画を投稿した動物保護団体「ComPaTA」のFacebookでの説明によると、撮影されたのはブラジル南部の街パソ・フンドにある病院の入り口で、入院していた男性が世話をしていた犬と8日ぶりに対面した時の様子を収めたものだという。

パソ・フンドで路上生活をしていたという男性は3月31日、通行人から石を投げつけられ顔を負傷。治療のため病院へ運ばれたところ、皮膚がんを患っていることがあわせて判明したため、手術するべく入院する運びとなった。そのとき男性と一緒に生活をしていた犬が、飼い主を心配してなのか病院へ追いかけて来たそう。ただ、病院の方針で動物を中に入れることができなかったため、犬は男性を入口で待ち始めた。

来る日も来る日も男性の顔を見たいと、待ち続けた犬。その様子に気付いた病院の職員らは同情し、水や餌を与え続けて応援していたという。そして入院から8日後、男性は車いすに乗せられ入口へと連れて行ってもらい、最愛の犬と久々の対面。頭に包帯を巻いた飼い主が現れると、犬は盛んに尻尾を振って嬉しい感情を露わにしているのが分かる。さらには、男性の膝の上に飛び乗って顔をなめるなど、しきりに男性の体に触れようとしており、会いたかった気持ちが抑えきれんばかりに溢れているようだ。

この動画はブラジルで大きな注目を集めているようで、ラジオ・ウイラプルの紹介記事には120万人がFacebookで「いいね!」と反応。一部欧米メディアでも紹介されており、世界的にも注目を集めつつあるようだ。

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