「宇宙兄弟#0」の内容が判明、伝説の宇宙飛行士との死別がテーマ。

2014/04/15 10:00 Written by Narinari.com編集部

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原作者・小山宙哉の完全書き下ろしにより、8月9日から公開される劇場版「宇宙兄弟#0」(うちゅうきょうだいナンバー・ゼロ)のキービジュアルが、4月15日、内容の一部と共に解禁された。

作者描き下ろしによるこのビジュアルには、六太と日々人の表情が大きく描かれ、「あの日、夢が、落ちた。」「勇気を、もう一度、打ち上げろ。」のコピー。そして日々人の頬には涙がつたっている。この涙は何を意味するのか――。

同じく解禁となったそのストーリーから、マンガやアニメでは故人として描かれてきた伝説の宇宙飛行士ブライアンの登場、そして死別がテーマとなっていることがわかる。その後の六太と日々人の運命を決定づける、まさに「宇宙兄弟」の原点といえる展開になりそうだ。

また、キービジュアルの解禁に合わせ、劇場前売券が4月19日(土)より全国の映画館で販売スタート。先着限定で「宇宙兄弟」の大人気キャラクター、パグ犬“アポ”のラバーストラップが特典として付属する。今後、6月には、別特典をつけたペア券を販売する予定だ。

映画「宇宙兄弟#0」は8月9日(土)全国ロードショー。


☆「宇宙兄弟#0」ストーリー

「ブライアンはさ、なんで俺を自分の控えに選んだの?」。宇宙飛行士ブライアン・ジェイが搭乗する月面着陸ロケットCES-43のバックアップクルーに選ばれた南波日々人は、新人としては異例の大抜擢ながら、自分の実力不足のために悩んでいた。

「辛くて楽しいこのチャンスを、存分に経験しろ」その言葉を残して月に旅立ったブライアンは、任務を終えたあとの地球着陸時に不慮の事故で命を落とす。ブライアンと日々人との再会は叶わなかった。

さらに、CES-43の事故をきっかけに、NASAでは宇宙開発の有人ミッションの見直しを検討し始めることとなる。

一方、兄・南波六太は、自動車会社のサラリーマンとして、新車種の開発に携わっていた。 幼いころ宇宙飛行士になる夢を約束し、いまや宇宙飛行士として大成した弟とは対照的に、夢を忘れ自動車会社で現実味のない夢物語ばかり語る六太は、会社から愛想を尽かされ片田舎への出向を命じられる。そんな自分がどん底の弟にかけられる言葉など、あるのだろうか。「なんもできねーな、俺」。無力感に打ちひしがれる六太の脳裏に、幼いころ日々人と遊んだ記憶とともに、ある言葉が甦る……。

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