15年前と同キャスト「俺屍」CM、“託す想い”テーマにしたドラマ仕立て。

2014/04/14 04:15 Written by Narinari.com編集部

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俳優の岸部一徳(67歳)が出演する、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)のRPGゲーム「俺の屍を越えてゆけ2」(7月17日発売/PS VITA)のCMが4月13日、ゲーム公式サイトでメイキング映像と共に公開された。映像には岸部をはじめ、15年前、3年前に放映された前作のCMと同じキャストを起用している。

前作「俺の屍を越えてゆけ」を発売した1999年放映のCM「祖父の遺言1999」篇、前作のリメイク版を発売した2011年放映のCM「祖父の遺言2011」篇に続き、「俺の屍を越えてゆけ」シリーズのCMで3作目となる今回の「春の海」篇。過去2作の設定・キャストを引き継いだウェブCMで、“託す想い”をテーマにしたドラマ仕立てのCMになっている。同一キャストだからこそ、15年前からの容姿や立場の変化、成長などを楽しめる内容だ。

岸部演じる父役は、1作目では祖父から想いを“託される”立場だったが、2作目では老いとともに“託す”側を意識し始め、本作では息子役へ“託す”立場へと変化。息子役は、1作目では中学生として父が祖父から“託される”様を見ているだけだったが、2作目で息子を持つ父親へと成長することで“託し、託される”ことを意識し始め、本作では父役の岸部から“託される”立場へと変化している。父役の岸部、息子役のキャストは1作目、孫役のキャストは2作目に引き続いての起用だ。

撮影は2014年3月、風が吹き荒れる海辺で行われた。今回の出演にあたり、岸部は「15年続いているので、普通のCMとはやっぱり違いますね。自分の歴史と繋げて考えてしまうので、特別な感じがあります。最初の時は僕の子どもも小さくて、このゲームでよく遊んでいたので、その記憶がすごく強いですね」とコメント。

息子役のキャストは、1作目の時点で子役として活躍していたが、2作目のときには芸能関係の仕事を引退していた。しかし、“託す想い”というテーマに共感し、一般人の状態でCMに出演。本作でも出演を快諾し、「こんなに期間が空いても呼んでいただけるなんて本当に光栄なことだと思います」と喜びを語っている。



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