AKB48ソロ歌手で初の国歌斉唱、演歌の岩佐美咲が広島戦に“登板”。

2014/04/12 04:12 Written by Narinari.com編集部

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演歌ソロ第3弾シングル「鞆の浦慕情」(詞:秋元康、曲:宮津律子)がオリコン総合チャート1位(1月20日付け)を獲得し、ロングヒット中の“わさみん”ことAKB48の岩佐美咲(19歳)が4月11日、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(マツダスタジアム)での広島東洋カープ公式戦(vs.中日ドラゴンズ)で初の国歌斉唱&始球式を行った。

これは「鞆の浦慕情」が、広島県福山市の観光スポット「鞆の浦」を舞台に大人の女性のせつない恋心を歌った作品で、「福山・鞆の浦応援特別大使」にも任命されていることから、国歌斉唱と始球式が決定したもの。この日は福山市の特産品の販売や来場者抽選プレゼントなどが行われる「福山・鞆の浦スペシャルデー」と銘打った試合だった。

AKB48からソロとしては初となる国歌斉唱で、新曲の舞台・福山市から何台ものバスを連ねて集まった大勢の熱狂的ファンも詰めかける中、振り袖姿でホームベースに立った岩佐は、いつもの笑顔とは違って終始神妙な表情で、国歌をアカペラで歌い上げた。その後の始球式では、振り袖姿でキャッチャー目がけて下手投げ。力いっぱいにボールを投じた。

国歌斉唱と始球式を終えて「AKB48のメンバーでは初めて国歌斉唱をやらせてもらえてすごくうれしかったです。始球式は、すごく緊張しました。振り袖で投げるということで、ちゃんと振り袖を着て練習してきました。着物って、肘が見えると美しくないと言われて、下からのほうがいいかなと思って下から投げました。同じ事務所の先輩の水森かおりさんが、私が始球式をやると聞いてメールをくださって、『私も国歌斉唱も始球式もやったことがあるから大変さがすごくわかるから頑張ってね』と言って、歌のアドバイスもしてくださったので、それがすごく心強くて、そのアドバイスを胸に頑張れました。でも、へなちょこでしたね」と興奮気味に振り返った。

プロ野球は、これまでに2回しか観戦したことがないそうだが、「私は広島の野村謙二郎監督がすごく好きで、(ボールに)サインがいただけたので、わが家の家宝にします」と感激。

「(この日の)点数は?」との質問には「100点ということにしておきます(笑)。これで試合が盛り上がってくれればいいなと思います」と笑顔を見せた。

その後はファンとの握手会も行い、「今回の新曲は、福山市の鞆の浦を舞台にした曲なので、広島県の皆さんにたくさん応援していただけるように、そして、いろんなところでこの歌を歌って鞆の浦のいいところを広めていけたらいいなと思います」とコメントした。

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