映画でも気持ち悪い“殿堂男”、ノンスタ井上がナルシストキャラ全開。

2014/03/21 12:00 Written by Narinari.com編集部

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アイドルグループ・AKB48の指原莉乃が主演を務め、「HK/変態仮面」「勇者ヨシヒコと魔王の城」など個性的な作品を世に送り出してきた福田雄一が監督・脚本を担当する映画「薔薇色のブー子」。そんな本作にはNON STYLEの井上裕介が出演しており、「よしもと男前ブサイクランキン」ブライク部門でV3に輝き、殿堂入りを果たした井上が気持ち悪さ全開のナルシストキャラを演じている。そして3月21日、注目の場面写真が解禁された。

解禁された場面写真は、ナルシストな井上がオシャレなファッションに身を包み、独特の“イケメンポーズ”と“イケメンな眼差し”で何かを訴えているシーン。舞台はバスの中で、後部座席からその様子を見ている中年女性のどん引きしているような表情が印象的だ。

福田監督は、井上の起用について「井上さんは『ヨシヒコ』シリーズが大好きで結構見ていたのもあり、積極的に演技についても質問してくるなど、気合を入れて撮影に臨んでくれた。キャスティングについては、本当にずば抜けたイケメンを使うか、ものすごいブサイクにするか、どちらにするか悩んでいたが、プロデューサーとも相談し、井上さんにオファーをしました」と理由を説明。そして「先日まさに『よしもとブサイク芸人』としてもぶっちぎりの票を獲得し殿堂入りをしてくれて、さらにこのキャラクターにはくがついて、とてもナイスなキャスティングだったと思います」と絶賛している。

また、本作にはほかにホリ、コージー冨田といった芸人も出演しているが、この点については「今回は簡単で笑える映画にしたかったということもあり、芸人さんを大目に出すことは最初から決めていました。いつもはあまり芸人の方をキャスティングすることはなく、セリフや状況など、ネタではないところで笑いを取るやり方ですが、今回はいつもの福田流にプラスの笑いを重ねることで、より笑いの強度を上げています」と意図を明かした。

ほかの出演者は、ユースケ・サンタマリア、ムロツヨシ、鈴木福、三浦理恵子、片桐はいり、春名風花、志賀廣太郎、マギー、上地春奈、佐藤二朗、きたろう、岡田義徳、中村ゆり、田口トモロヲ、小嶋陽菜(AKB48)など。5月30日(金)より、全国ロードショー。


☆「薔薇色のブー子」ストーリー

いつかは少女漫画みたいな出会いがあると信じてきた、大学生の幸子。けれども夢見ていた華やかなキャンパスライフには縁がなく、部屋にこもって少女漫画を読む日々を送っている。思えば子どもの頃から何かに文句ばかり言っていて、ついたあだ名はブー子。

ある日、漫画の趣味がぴったりでジョニー・デップに似ているという男の子、スパロウさんとツイッター上で知り合った幸子は、心に誓う。「この人と会って、私は変わるんだ!」。22時に会う約束をしたものの、むくみをとるためにジョギングに出かければ何十匹もの黒猫や不吉なカップルと遭遇し、素人どっきりの撮影隊によって落とし穴にはまり、服を買いに行ったデパートでもハプニングに見舞われる始末。新しい自分を見つけようと立ち上がった幸子の、前途多難な計画の行方は!? そして運命の人、スパロウさんには会えるのか!?


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