節約上手と下手は何が違う? 節約成功には「初動」と「意識」が大事。

2014/03/19 14:39 Written by Narinari.com編集部

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日本最大級のオンライン家計簿「Zaim」を運営するZaimは、4月の消費税率改定(5%から8%)を前に“家計を上手に管理するコツ”を明らかにすべく、節約上手200人と節約下手200人を対象にアンケート調査を実施した。

この調査では、1,330人の20〜50代男女に節約意識の有無を質問。すると、84.2%が節約を意識していることがわかった。また、このたびの消費増税を機に「節約意識がより高まる」とした人は62.0%となり、関心の高さがうかがえる結果に。そうした結果を踏まえ、節約を意識している人のうち、節約が上手くいっている人(=節約上手)200人と、節約が上手くいっていない人(=節約下手)200人を抽出して調査を進めた。

まず、「お金の出入りが“見える”だけでも、“何もしない”ときに比べて節約効果があると思うか」と質問。これに、上手、下手関係なく節約している400人のうち86.2%が「効果がある」と回答した。さらに、節約上手200人に絞って見ると、「かなり節約効果があると思う」と答える割合が58.0%(全体は46.9%)と高く、節約上手が「お金の出入り“見える化“」の効果をより強く実感していることがわかる。

次に「節約を始める際には、まず最初に何を行うべきだと思うか」について、“お金の出入りを把握する”と“具体的な消費行動の見直し”の2つの選択肢を用意した上で質問。結果、節約上手の3人に2人が「お金の出入り把握」、節約下手の半数は「消費行動の見直し」を挙げ、両者の間に顕著な違いが現れた。

さらに「節約するにあたり心がけていること」についてたずねたところ、節約上手も節約下手も1位は「お金の出入りを把握する」だった。しかし、そのほかの項目の相対比較においては、節約上手が「メリハリ、適度な気持ちの余裕、前向きなモチベーション」といった“前向きながら気持ちのゆとりを含む要素”が比較的高く出たのに対し、逆に節約下手は「切り詰め、我慢、気合い」といった“自分を追い込み精神的ストレスに繋がりやすい要素”が比較的高く出る結果となった。

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