斜め上行くゾンビサッカー上陸、死んでも負けられない“試合”開始。

2014/03/15 03:02 Written by Narinari.com編集部

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ブラジルW杯イヤーの2014年、サッカー大国のひとつフランスから、斜め上を行くゾンビ・サッカームービー「ゴール・オブ・ザ・デッド」(配給:東京テアトル・日活 共同配給)が日本に上陸。その公開日が、5月3日に決定した。

ピッチに溢れかえるゾンビ、警告“無死”の大乱闘、仁義なき反則大歓迎、スポーツマンシップゼロ……。「ゴール・オブ・ザ・デッド」はそんな“ゾンビ・サッカー”を題材に、前半戦と後半戦で別々の監督が撮るユニークな構成で製作された作品だ。

監督は「ザ・ホード 死霊の大群」のバンジャマン・ロシェと、「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」のティエリー・ポワロー。シニカルなゾンビ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」を彷彿させるコメディ要素も満載だ。

日本での公開は、「前後半+ロスタイム流血試合一挙上映!」と称し、本編ノーカットのまま1本として上映することが決定。邦題も「前半戦/死霊のキックオフ大乱闘編、後半戦/地獄の感染ドリブル編」に決まった。

ベテラン選手サムと、生前彼にライバル心を抱きつつゾンビ化してしまった選手ジャノが、因縁のピッチで大激突するという、過去に数多製作されてきたゾンビ映画とはまたひと味異なる切り口の「ゴール・オブ・ザ・デッド」。5月3日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。


☆「ゴール・オブ・ザ・デッド」ストーリー

ある日、スターダムにのし上がれないサッカー選手ジャノ・ベルボーの家に小包が届いた。中には怪しげな薬と注射。ジャノは憎きライバル、サム・ロリが所属するチームとの試合に勝つために、その薬でドーピングをするのだが、しばらくして突然苦しみ出し、ゾンビへと変貌してしまう。そして、サムへの闘争心だけが残った“ゾンビストライカー”は、試合会場へと走り出した。

その頃、サッカーチーム“オランピック・ドゥ・パリ”の選手を乗せたバスは格下相手E.J.A.Cとの試合のために、フランス北部にあるカペロングのスタジアムへと到着。ホイッスルとともに試合が始まると、チーム内の若手スター選手イドリスと、サムは点取り合戦を始めるが、ひょんなことからレッドカードをくらい退場してしまう。

ふてくされながらピッチを後にするサムだったが、入れ違いでゾンビ化したジャノがピッチに乱入。彼の吐き出す謎の白い液体により瞬く間に感染は広がり、満員のスタジアムの観戦者は全員、感染者となる。ピッチ上、はたまたスタジアムの外で繰り広げられる選手とゾンビの攻防戦。果たしてこの試合に勝つのはゾンビか、人間イレブンか――。

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