恋愛中の証明“恋届”市が受付、フォーマットは特設サイトで配布中。

2014/03/10 12:39 Written by Narinari.com編集部

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千葉県流山市では、恋愛中であることを証明する、婚姻届のようなフォーマットの“恋届”の受付を行っている。用紙のフォーマットは特設サイトからダウンロード可能で、提出先となる受付場所は流山市役所だ。

この“恋届”は、流山市が5月10日公開の映画「百瀬、こっちを向いて。」(主演:早見あかり)のロケ地として協力、映画のテーマである「若者が恋をする気持ち」に賛同して始まった企画。“恋届”の用紙には、届け出る本人の名前の横に「恋人、または恋人にしたい人」の名前の欄があり、その下には「相手は恋人と認めている」かどうかをたずねる欄が用意され、「認めている」「わからない」「自分ではなんとなく判る」「認めていない」のいずれかにチェックを入れる。

さらに「認めていない、わからない場合」を選んだ人は「告白予定日」を記入。伝え方を書くためのスペースも用意されている。そのほか「二人で訪れたい場所」「相手に伝えたいこと・聞きたいこと」などの記入欄があり、最後には役所の受付印を押す場所も。飾り気のない、ピンクの枠で欄が囲われた淡泊なビジュアルは、紛れもなく役所の“届”用紙といった趣だ。

ちなみに、流山市役所では、この“恋届”の受付を5月30日まで(予定)行っているが、受け付けた“恋届”が相手に届けられるわけではない。あくまでも受付のみの実施で、その点については「あくまで『恋をしている』という皆様の『想い』のみを受付する機能」と説明している。

なお、NHKによると、流山市はこの企画に「積極的な恋愛を呼びかけることが少子化対策の1つになればと期待」との想いを込めているとのこと。もちろん、法的な効力はない。

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