毛染めではないパンダ犬が話題、目の周りや体の色分けがそっくり。

2014/02/24 15:44 Written by Narinari.com編集部

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2007年のある報道で火がついた中国の“パンダ犬”。歌手の李進さんが新曲「熊猫宝貝(パンダの赤ちゃん)」の発表会を北京の小学校で行う際、本物のパンダを借りられず、チャウチャウに毛を染めてパンダに仕立て上げてパフォーマンスを行った――という話題だ。この一件には動物愛護団体や一部のネットユーザーから批判の声が上がったものの、これをきっかけに中国では“パンダ犬”ブームが到来。李さん同様、愛犬をパンダ化する飼い主が続出したのだが、このたびまったく人間が手をつけていない天然の“パンダ犬”の存在が報じられ、これまた多くの人の関心を集めている。

中国メディア鹽城網などによると、“パンダ犬”が誕生したのは江蘇省塩城市。1月22日、同地で暮らす施紹軍さんの飼い犬から生まれた6匹の小犬のうち3匹が、成長するにつれてパンダのように白と黒の毛色に変化してきたという。

施さん曰く、誕生時、3匹の小犬はこげ茶色、残り3匹はグレーが混じった白色だったそうだが、後者の毛のグレーの部分が徐々に濃くなりはじめ、目や耳、鼻、足も黒くなり、気付くとパンダのような姿に変化していたとのこと。ちなみに、小犬の母犬はこげ茶色の中華田園犬、父犬は白のペキニーズだという。

実際、小犬の写真を見てみると、さすがに毛染め“パンダ犬”ほどははっきりしていないが、パンダのように目の周り、耳、足が黒くなっており、“パンダ犬”と騒がれるのも十分頷ける。

施さんは「自分もどうしてこうなったのかわかりません。とても不思議です」と語っているが、愛らしい“パンダ犬”は地元でも人気を博しており、一目見たさの来客が後を絶たない状況だという。



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