凍った池に巨大な“愛の言葉”、氷点下20度の夜中に1人で黙々作業。

2014/02/21 18:53 Written by ナリナリ編集部

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婚約者と同棲中の米国のある男性は先日、バレンタインデーに合わせて彼女に特別なプレゼントを贈りたいと、夜中にこっそり家を抜け出した。向かった先は近くにある小学校脇の池の上。氷点下20度近くにまで下がった寒さの中、彼は水面に張った氷の上に降り積もった雪の上に、足で大きな愛のメッセージを描いたそうだ。

米紙シカゴ・サンタイムスや米放送局CBS系列WBBM-TVなどによると、彼女へ雪上メッセージを贈ったのは、イリノイ州オーロラに住む29歳の男性タイラー・モリックさん。5年前に知り合った27歳の彼女と2年半前に婚約し、現在一緒に暮らしている彼は、今年のバレンタインデーに彼女を驚かせる何かをして「できるだけ特別な日にしたい」と意気込んでいた。しかし、何をして良いか思い浮かばないまま迎えた2月12日未明、寝入りそうなところでふとアイデアが浮かび、飛び起きるなり服を着替え、厳しく冷え込む外へと勢いよく出かけたという。

「お金では買えない、彼女が忘れないようなことをしたい」と思っていた彼が考えたのは、雪の上に大きな愛のメッセージを作り、彼女に見てもらうというもの。その舞台に選んだのは、近くにある小学校脇にあった池の上だった。12日午前1時頃、池の上に立った彼は寒さも忘れて縦約75メートル、横約45メートルにもなる巨大なメッセージ制作を開始。「I love you. Will you be my Valentine?(愛してます。私の恋人になってくれますか?)」との言葉を4時間余りかけ、足で1文字ずつ掘り出した。中でも「Love」の言葉を表したハートマークを作るには「1時間40分ほどかかった」とされ、極寒の中で池の上で「20キロくらい」は歩き回ったという。

途中、勢いで外に出て来たのが災いして、寒さに耐えうる靴下を履いてこなかったため、足が「尋常じゃない痛みに襲われた」と振り返るモリックさん。しかし、“彼女への想い”が“諦めたい気持ち”に勝ち続け、「やり終えるまで止まるつもりはなかった」そうだ。そして5時15分頃、激しく体力を使った愛のメッセージは完成。その後、彼は1歳半になる娘を近所の人に預け、彼女を池へと誘い出した。何も知らない彼女は、何も言わずに連れ出した彼が「事故を起こしたのか」とか悪い想像ばかり膨らませていたそうで、落ち着かない様子で池に向かっていたようだ。

そんな状況でモリックさん渾身のメッセージを見せられた彼女は、彼の気持ちを示すかのような“大きなプレゼント”にとても喜び、見た瞬間に「泣き始めた」。「空からやって来た私の天使」という彼女に彼の素直な想いが伝えられ、改めてお互いに愛する幸せを実感できたようだ。

しかし、これがプロポーズの言葉なのかと思いきや、娘もいる円満な家庭生活を送る彼は「すでに“ワイフ”と呼んでいるし」として、実質結婚しているようなものと主張。彼にとっては、妻に対する愛の再確認をしたに過ぎなかったのかもしれないが、「常に彼女を驚かせたい」という彼は結婚式も彼女への「サプライズにしたい」と話しており、いずれまた彼女の知らないところで密かに計画を進め、式を挙げる考えのようだ。


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