日テレがタツノコプロ子会社化、タカラトミーより株式54.3%を取得。

2014/01/29 16:54 Written by Narinari.com編集部

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日本テレビは1月29日、タカラトミーからタツノコプロの株式を取得し、子会社化すると発表した。

タツノコプロは、1962年に設立されたアニメーション映画、キャラクターなどの企画製作会社。「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」「マッハGo Go Go !」など、国内のみならず海外でも人気の高いコンテンツを数多く発表し、映像・キャラクターにかかる国内外のライセンスを多数保有している。

日本テレビは、2009年に映画「ヤッターマン」で30年振りのリメイクを成功させ、「科学忍者隊ガッチャマン」のリメイクについては、情報番組「ZIP!」内のアニメコーナー「おはよう忍者隊ガッチャマン」の放送から昨年8月の劇場映画公開まで、2年をかけて取り組んできた。

タツノコプロのコンテンツには、他者原作を元にしないオリジナルアニメが多くあり、商品化やリメイクを単独で判断できる原作者としての権利を保有する作品は50以上に及んでいる。日本テレビとしては、タツノコプロをグループ内に組み込むことで、リメイクとコンテンツビジネスを戦略的に展開できるとの判断に至り、タツノコプロおよび親会社であるタカラトミーと協議した結果、タツノコプロの株式54.3%を取得することを決議した。

なお、今回の株式取得を契機に、日本テレビとタカラトミーはキャラクタービジネス分野において連携を強化。タツノココンテンツのみならず、日本テレビやタカラトミーが持つキャラクターについても、ビジネスを拡大していくという。

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