「ダークナイト」3部作は世界興行収入約2,460億円、「インセプション」は約820億円――。これまで数々の世界的大ヒット作品を手がけてきたクリストファー・ノーラン監督の待望の最新作「インターステラー(原題:INTERSTELLAR)」が、全米で11月7日、日本で12月12日に公開される。そして1月27日、最新映像が解禁された(//www.youtube.com/watch?v=M6lObQ3VInQ)。
ノーラン監督の原案と、ジョナサン・ノーランの既存の脚本を融合させたプロットを基に、最終的な脚本が作られた本作。米国ではクランクイン前から多くの噂や憶測が飛び交い予想サイトまで登場、ストーリーを解明しようと多くのファンが躍起になっている。
撮影は2013年8月13日からカナダ・アルバータ州で開始したが、超秘密主義のノーラン監督は徹底した情報統制を敷き、パパラッチも完全シャットアウト。内容に関しては「新たに発見された宇宙のワームホールを利用し、惑星間を旅する人類の限界を超越した冒険を追っていく」とだけ明かされており、その全貌は一切謎のベールに包まれたままだ。
そうした中で最新映像が解禁されたが、その中でも多くは語られていない。歴史に残る人類の偉業をまとめた映像で構成され、「インターステラー」の映像はほんのわずか。飛び立つロケットを見上げる人々と、「失敗の許されない、人類最大の挑戦が始まる」と意味深な言葉で締めくくられている。その謎はさらに深まるばかりだ。
本作のコンサルタントと製作総指揮を務めるのは、著名物理学者キップ・ソーン。重力理論、ブラックホール、宇宙論の研究をしており、著書「ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産」で一躍有名になった人物だ。ノーラン監督とソーン2人の天才が仕掛ける、想像を超えた世界は一体どのような衝撃を与えてくれるのか? 公開までの約1年間、このビッグプロジェクトの動向から目が離せなそうだ。
映画「インターステラー」は12月12日(金)全国ロードショー。
☆「インターステラー」の豪華な出演陣
本作には「ダラス・バイヤーズクラブ」で本年度アカデミー賞主演男優賞のノミネートされているマシュー・マコノヒーのほか、過去にアカデミー賞受賞のアン・ハサウェイ、エレン・バースティン、マイケル・ケイン、アカデミー賞ノミネートのョン・リスゴー、ケイシー・アフレックなど、豪華実力派俳優陣が集結する。