無印のバーハンドル冷蔵庫復活、3月の発売に向け新モデルを開発中。

2014/01/10 09:56 Written by Narinari.com編集部

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販売終了後も、そのデザイン性の高さから根強い人気を誇る無印良品の“取っ手がバータイプ(バーハンドル)の冷蔵庫”が、現在、3月の発売に向けて新モデルを開発中であることがわかった。

この冷蔵庫は、フラットなパネルに開閉用のバーハンドルが付いている極めてシンプルなデザインで、発売当時はauの「INFOBAR」などで知られるプロダクトデザイナー・深澤直人氏らがデザインを担当していたことも話題を呼んだ。現在も中古家電市場では人気で、サイズにもよるが数万円で取引されていることが多いようだ。

無印良品には以前、消費者より「一つ前のデザインの冷蔵庫を絶対再販して欲しい(取っ手がバータイプになっているもの)。再販されたら速攻買います。待っております。お願いします」との意見が寄せられ、そのときのやり取りが公式サイトで公開されている。

同社はこの意見に、2012年2月22日付けで「該当する冷蔵庫ですが、製造委託メーカーが300L以下の冷蔵庫から事業撤退した為製造不可となりました」と状況を説明。そして「省エネ性能が低く、単独で改良を加えると多額の投資が必要になりますので完了となっております。家電業界再編の中で新たなパートナーを模索中ですが、現状目処が立っていません」と、また販売する意思はあるものの、難航していることを示唆していた。

そして、それから約2年が経った1月7日、同社は同じページに新たな回答を公開。「ご要望をいただいておりました冷蔵庫につきまして、以前の商品と全く同じデザインではございませんが、取っ手の部分がバータイプになった冷蔵庫を、2014年3月の発売に向けて、現在開発中でございます」と、大幅な進捗があったことを報告し、「お客様のご要望にすぐにお応えすることができず恐縮ではございますが、もうしばらくお待ちくださいますようお願いいたします」とつづっている。

なお、同社のTwitter公式アカウントによると、「まだ細かな仕様等をお伝えできる段階ではないのですが、正式に発売が決まりましたら、WebサイトやTwitterでもご案内させていただきます」とのことだ。

この決定に、同社のFacebook公式ページには「出たらすぐ買います!!」「待ってました!」など、歓喜の声が寄せられている。

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