映画コメンテーターのLiLiCoが1月9日、都内で行われた映画「ソウルガールズ」の公開を記念した直前イベントに登壇。ロングヘアーをバッサリ切り、“恋愛本気宣言”をした。
この日、黒いロングドレスを身にまとい、「明けましておめでとうございます!」と元気よく登場したLiLiCo。その髪型はトレンドマークのロングヘアーとは打って変わり、肩までのミディアムヘアーで、13年間同じ髪型だったものを、気分を新たに30センチもバッサリと切ったそうだ。
「ソウルガールズ」はアボリジニ初の女性ボーカルグループ“サファイアズ”のサクセスストーリーを描いた作品だが、本作をLiLiCoが観た後に「私の映画?」と思うほど、自身の人生と似ていたと感じたという。LiLiCoは18歳のときにアイドルを夢見てスウェーデンから来日したが、当時を振り返り「夢しかなかった。ただただがむしゃらだった」と語り、女性ボーカルグループ“サファイアズ”がスター歌手に憧れてオーストラリアからヴェトナムへ行くストーリーと、アイドルを目指した自分自身の過去を重ねた。
さらに驚くべきは本作に登場する自称敏腕マネージャーもまた、自身のマネージャーととても似ていたそうで「どうしようもないちょっとダメなマネージャーだったけど、少し憎めない所も似ている」と告白。気がついたら浜松で演歌歌手になり、5年間マネージャーと車で生活を共にしていたことも懐かしそうに語った。
本作に登場する主人公の女の子たちは成功願望むき出しでチャンスを掴んでいくが、恋にも“肉食系”で、LiLiCoはこの点についても「“肉食系”もこの子たちと被ってる!!」と大興奮。そして「やりたいことを彼女たちのように口に出さないとダメ。チャンスは人生で2、3回くらいしか来ない。だからチャンスは作るもので、その始まりは口に出すこと!」と会場の観客に成功の秘訣を伝授した。
本作は女性ボーカルグループ“サファイアズ”のサクセスストーリーだけでなく、女の子達の恋愛模様も描かれており、恋愛について問われると「私、ちょっと手を出すの早いのよ。猫が(エサなどを)サッとかすめ取る、あの感じに似ている。猫のビックバージョン」と自身の恋愛パターンを明かす。
加えて「今日は何でもぶっちゃける!」と宣言。一部で恋愛関係が噂されていたお笑いトリオ・パンサーの菅良太郎についても、「すごく仲が良い。年末にずっと2人でしゃべっていて、いいやつだなと(笑)。恋心がとうとう本気に……。(菅は)この気持ちを知らないから、テレビ見てビックリすると思う」と胸に秘めていた恋心を吐露した。
今年の恋愛テーマを問われると「髪も切ったし、ファンデーションもウィル・スミスと同じものを使っていたけど、もう少し白いものにしました(笑)。今年は女性らしくしようと思う」と今年の抱負も教えてくれた。
最後にLiLiCoは観客に向けて劇中で“サファイアズ”が歌う60年代にヒットしたソウルミュージック「What a Man」を生ギターに合わせて、パワフルに歌唱。会場を大いに沸かせた。
映画「ソウルガールズ」は1月11日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷他全国ロードショー。
☆「ソウルガールズ」ストーリー
1968年、オーストラリア。アボリジニの居住区に暮らすゲイル、シンシア、ジュリーの三姉妹と従姉妹のケイは幼い頃より歌が好きで、カントリー音楽を歌いながらスター歌手になることを夢見ていた。だが根強く残る差別から、コンテストに出場してもあからさまに落選させられる。そんな状況から抜け出したいと思っていた矢先、自称ミュージシャンでソウル狂いのデイヴと出会いソウル・ミュージックを叩きこまれることに……。自分たちのソウル=魂を見つけ人生を切り開いていく女たちの姿を描いた逆境シンデレラストーリー。