中国も速報「長友歴史的快挙」、ミラノダービーでキャプテンマーク。

2013/12/23 08:49 Written by Narinari.com編集部

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12月22日に開催されたセリエA第17節、インテルとACミランのダービーマッチ。試合は終盤のゴールでホームのインテルが勝利(1-0)をおさめたが、この試合、勝利とは別に日本人ファンにとって嬉しい出来事があった。それが長友佑都選手が試合途中からチームキャプテンを務めたこと。中国メディアも「歴史的快挙」として速報で伝えている。

長友選手はフル出場を果たすとともに惜しいヘディングシュートを放つなどチームの勝利に貢献したが、サプライズが訪れたのは試合終盤の82分。それまでキャプテンを務めていたカンビアッソ選手が交代で下がる際に、キャプテンマークを長友選手に手渡したのだ。その後、長友選手はロスタイム含めて約10分間キャプテンマークを巻くことに。決勝ゴールはその数分後に生まれており、自身もプレーに絡んだことから、本人にとっては思い出深い出来事になったことは間違いない。

中国のスポーツメディア騰訊体育もこのサプライズを試合結果とともに速報で伝えており、「インテルは後半、第1キャプテンのサネッティ、続く第2キャプテンのカンビアッソの交替にあたり、キャプテンマークは長友佑都に手渡された。1人の日本人選手が名門インテルのキャプテンになった。これはきっとアジアサッカーの歴史的瞬間に違いない」とし、試合のハイライト級の扱いをした。長友選手が初めてキャプテンを任されたのが、ACミランとのダービーマッチであることが強烈な印象を与えたようだ。

大手スポーツメディアが報じたこともあり、微博(中国版ツイッター)には早くも関連コメントが続々と書き込まれている。そこには「ちぇ長友がキャプテンかよ」「これぞキャプテン翼だ!」「日本人がミランを占領した。ACミランは10番を本田に、インテルはキャプテンを長友に」「くそっ、いつになったら中国からスター選手が生まれるんだ?」などと、日本に対する羨望の声が続々と上がっている。

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