「進撃」新刊が週92.5万部売る、前巻の76.4万部上回るシリーズ最高。

2013/12/19 04:00 Written by Narinari.com編集部

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今週12月23日付けのオリコン“本”ランキングコミック部門は、諌山創「進撃の巨人12」と「〜限定版」(共に12月9日発売・講談社)が、それぞれ週間92.5万部、30.5万部を売り上げ1位、2位を独占。コミック部門で、これまで同シリーズの2作品が1位、2位を独占したのは、昨年7月9日付けでの小林立「咲−Saki− 10」と「咲−Saki− 阿知賀編episode of side−A 2」(共にスクウェア・エニックス)、今年9月30日付けの大高忍「マギ18」と(原作)大高忍/(画)大寺義史「マギシンドバッドの冒険1」(共に小学館)の2シリーズがあるが、同じ作品のバージョン違いが1位、2位を独占するのは、2008年のランキング開始以来今回が初となる。

また、1位の週間売上92.5万部は、前11巻での76.4万部を上回るシリーズ週間売上最高記録を更新、これで次作以降での週間売上100万部突破も視野に入った。

さらに今週は、同日発売された、同作の前日譚を描いた「進撃の巨人Before the fall 1」、公式スピンオフコメディ最新巻「進撃!巨人中学校3」(講談社)もそれぞれ6位、9位にランクイン。TOP10内に関連作が4作同時ランクインとなった。

「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ人食い巨人と人類との戦いを描いた物語。今年4月のTVアニメ放送を機に一気に人気を拡大させ、社会現象となり、「2013年年間オリコン“本”ランキング」のコミック部門では、それまで発売されていた全11巻が5位から15位にランクイン。またシリーズ総売上は昨年の268.3万部から約6倍増となる1593.4万部を記録し、「シリーズ総売上ランキング」でも例年不動の1位の「ONE PIECE」(1815.2万部)に次ぐ2位を獲得する快進撃を果たした。

難航していた実写映画化も2015年公開が決定し、今後ますますセールスを伸ばしていきそうだ。

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