下北沢で“幻の牡蠣”のフェア、三陸・広田湾産の牡蠣がやって来る。

2013/12/11 10:37 Written by Narinari.com編集部

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東京・下北沢では12月14日、15日の2日間、“三陸・広田湾牡蠣2013冬”と題した牡蠣フェアが開催される。このフェアは築地市場でも高い評価を受ける陸前高田市広田湾産の牡蠣の飲食ブースや物産販売ブースを路上に設置。ご当地物産販売なども行い、首都圏の一般消費者に対する販売網拡大、ブランド認知をサポートするイベントだ。

2011年3月11日の東日本大震災により、牡蠣、作業場、そして漁船も大きな被害を受け、広田湾の牡蠣は壊滅状態に陥った。しかし震災から1,000日が過ぎ、震災後に漁業再興に取組んだ漁師がようやく自信をもって出せる牡蠣をお披露目する機会が到来、それが今回の“三陸・広田湾牡蠣2013冬”だ。

広田湾の牡蠣は、一般での認知度は低いものの、味の品質が高いことから築地市場での評価も高く、水揚げされた牡蠣は料亭や高級ホテルなどにまわる。そのため、一般の人が食べる機会はなかなかない「幻の牡蠣」(主催者コメントより)だという。

フェア当日は、都心ではまず食べられない広田湾(広田町/米崎町)の牡蠣を使った屋台が並び、「牡蠣とネギの塩焼きそば」「蒸し牡蠣」「牡蠣鍋」(各500円)を販売。また、広田湾の若き牡蠣漁師・村上覚政さんが来場し、イベントを盛り上げる。

そして気仙フェアとして、広域気仙エリア(大船渡、陸前高田、気仙沼など)の物産ブースも登場。11月に実施した同フェアで大人気だった広田産の塩蔵わかめの試食販売ブースをはじめ、野菜の詰め放題なども登場する。

会場は下北沢北口にあるしもきた商店街で、開催時間は11時00分〜17時30分(物産ブースは12時00分〜19時00分)。

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