地下鉄の座席下にもぐり痴漢、気持ち悪さ満点の中国の“脚なで男”。

2013/12/10 09:32 Written by Narinari.com編集部

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近年、痴漢による被害が増えていると言われる中国。各都市で市民の足として地下鉄が普及したことも一因とみられているが、このたび中国メディアで一斉に報じられたのは“ありえない方法”で痴漢をした男の話だ。この男は座席の下に隠れ、女性の脚をなで続けるという、気持ち悪さ満点の“脚なで男”だった。

この男の痴漢現場を目撃した周さんによると、それは12月7日の午後、北京地下鉄2号線の中だった。地下鉄に乗車した周さんが席につくと向かいの席の下で“動く物体”を確認。注意深く見てみると、驚くことにそれは青いダウンジャケット(地下鉄の座席も青色をしている)を着たひとりの男だった。顔にはマスクを付けており、汚れ防止のためなのか、頭の下にはチラシが敷かれていたという。

地下鉄の座席下に人がいるというだけでも大きな驚きだが、その後の行動がさらに周さんを驚かせる。というのも、地下鉄が動き出すや否や、男は座席の下からそっと手を出し、ふたりの女性客のふくらはぎ付近を約20分間にわたり撫で続けたためだ。ふたりの女性はともに27、28歳ぐらいで、黒のストッキングをはいており、男の存在には気付かず、お喋りに夢中になっていたという。

周さんは痴漢の証拠写真としてケータイで撮影。ほぼ同時に周さんの右隣に座っていた男性も男を撮影しようとしたことから、写真を取られていることに気付いた男は身を隠すように座席下の奥へともぐり込んでしまった。

当時、車内には乗客が少なく、男を制止する人もいなかった。また、それから3〜4駅過ぎるころには、男の姿は消えていたという。脚を触られた被害女性も途中からは“異変”に気付き、「今度からは座席の下にも注意する」と語ったそうだ。

この一件は微博(中国版ツイッター)にも投稿され、“摸腿男(脚なで男)”として多くの人の注目を集めた。もちろん、ネットユーザーからは男への罵詈雑言が集中したが、自身はそこまで話題になっていることなど想像すらしなかったのか、9日にも同様の行為に走り、110番通報を受けた警察によって逮捕された。男は犯行を認めており、現在は余罪も含め捜査中だという。

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