78年ぶりモノクロミッキー新作、ウォルト・ディズニー“自ら”声優。

2013/12/05 17:00 Written by Narinari.com編集部

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ミッキーの生みの親、ウォルト・ディズニーが自ら声優を務めた新作短編アニメーション「ミッキーのミニー救出大作戦」が、2014年3月14日に公開される最新作ディズニー「アナと雪の女王」と同時上映される。クラッシックミッキーとしては、「ミッキーの漂流記」(1935年)以来、実に78年ぶりの“モノクロ”新作短編だ。また、ミッキーマウスシリーズとしても、「ミッキーのアルバイトは危機一髪」(1995年)から18年ぶりとなる。

本作は製作総指揮ジョン・ラセターのもと、“ミッキーマウスを現代の観客に再び紹介する”というアイデアをコンセプトに、「蒸気船ウィリー」を彷彿させる昔ながらのモノクロ時代の描写と、最新鋭の技術を駆使した映像が同時に1つのフレームで楽しめ、さらにミッキーマウスの短編シリーズ史上“初”の3Dで仕上げた作品。

注目はその映像的な側面に加え、ミッキーマウスがウォルト・ディズニー本人の声という点だ。これはラセタ−が「使うなら全部ウォルトの声にしよう」と指示。音声アーカイブからウォルト本人の声を一音一音抽出することで実現した。

すでに公開されている米国では、短編について「新しいミッキーのアトラクションを見た気分!最高!」「飛び出すミッキーが可愛かった!」といった数々称賛の声が寄せられている。

また、40年以上の歴史を持つアニメーション界のアカデミー賞「アニー賞」のノミネーションが現地時間2日に発表され、短編「ミッキーのミニー救出大作戦」は見事に短編映画賞にノミネート、同時上映される「アナと雪の女王」は見事最多10部門ノミネートを果たした。すでに絶賛を浴びる本作の今後の賞レースの行方も目が離せなそうだ。

なお、ウォルト・ディズニーの誕生日である12月5日には、特別映像が解禁された(//www.youtube.com/watch?v=lNcH3THfwrE)。ミッキー&ミニーマウスの活躍する懐かしいモノクロ映像や当時の人気キャラクタ−たちの魅力が凝縮されている映像は、ファン必見だ。

短編映画「ミッキーのミニー救出大作戦」は2014年3月14日(金)2D・3Dロードショー。

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