「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」のプレミア上映会が12月3日(現地時間)19時から、米ロサンゼルス、ハリウッドのエジプシャン・シアターにて行われた。
ハリウッドで歴史あるエジプシャン・シアターでのプレミア上映とあって、600席のチケットは発売後数時間で完売。上映開始6時間以上前から、チケットを購入したファンが劇場の前に長蛇の列を作り、グッズコーナーも完売するなど、米国でも日本と同様人気の高さがうかがえた。
上映前に行われたレッドカーペットイベントには、日本から久保田光俊氏(有限会社シャフト)、岩上敦宏氏(株式会社アニプレックス)の両プロデューサーが出席し、米国でTVシリーズの吹き替えを担当した声優や音響監督も登壇。また、プレミア上映のゲストとして、「HEROES」などでおなじみのマシ・オカも来場するなど、米国でも注目度の高いイベントとなった。
日本のキャストからのビデオメッセージの後、本編が始まると、魔法少女の変身シーンや、本作で魔法少女たちが全員でとなえる決めポーズ「ピュエラ・マギ・ホーリークインテット」のシーンでは拍手と熱狂的な大歓声に。終始ファンの盛り上がりは絶えない上映となった。
上映後、久保田、岩上両プロデューサーを招いてのトークセッションでは、本年度のアカデミー賞に関する質問も。これに岩上プロデューサーは「アカデミー賞に出品することができただけで光栄です」とコメントした。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」は12月6日(金)から、全米45館、カナダ35館で公開される。なお、本作の海外公開はすでに上映されている台湾、香港、韓国、フランス、公開間近の米国、カナダに加え、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドでも予定。現状では9か国107劇場での上映が決定しているが、さらにほかのアジア各国やヨーロッパ各国など、公開国は拡大される予定だ。