ジェロがステージ初の着物姿「これが最初で最後だと思います(笑)」。

2013/11/25 01:49 Written by Narinari.com編集部

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玉置浩二作曲の最新シングル「セレナーデ」が好調の米国出身演歌歌手・ジェロが11月23日、東京・葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで「七転八起」と銘打ったデビュー5周年記念コンサートを開いた。

この日は、11月16日の名古屋からスタートした全国3か所ツアー(18日が大阪)のファイナル。約1,200席の会場はデビュー当時からの熱烈なファンで満席となり、熱い声援が飛び交う中、「先週の土曜日の名古屋から始まった5周年記念コンサートも今日が千秋楽の東京になりましたが、5年間の集大成のコンサートになればいいなと思います。最後まで精いっぱい歌わせていただきますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします」とあいさつ。

新曲「セレナーデ」をはじめ、オリジナルシングルから「嘘泣き」「えいさ」「やんちゃ道」、7月24日発売の演歌・歌謡曲カバーアルバム「カバーズ6」(ヒットチャートで1位になった曲ばかり全7曲収録)から千昌夫の「星影のワルツ」、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」、子門真人の「およげ!たいやきくん」、2008年2月20日発売のデビュー曲「海雪」、それにアンコールで故・美空ひばりさんの「越後獅子の唄」など全20曲を熱唱した。

また、今回のステージで初めて着物姿も披露。新進気鋭のキモノデザイナー・斉藤上太郎がデザインした斬新な黒色系のジャージー素材と絹の帯の着物を着てオリジナル曲「夜明けの風」や杉良太郎の「すきま風」などを歌い、4年ぶりにダンスも披露するなどして最後まで客席を楽しませた。

その着物については「アメリカで生まれ、21歳までアメリカにいたので、着物とは縁がありませんでした。ステージで着物を着て歌ったのは(このツアーが)初めてです。着物姿を見たいという方がたくさんいらっしゃったので、今回、初めて着物を着て歌わせていただきましたが、いまだに慣れないです。これが最初で最後だと思います(笑)。名古屋と大阪での公演でも着させていただきましたが、お客さんに評判がよかったのでうれしかったです」と笑顔を見せた。

デビューからの5年間を振り返って、「5年間があっという間でしたね。充実した5年でしたが、26歳でデビューして今年で32歳になりますが、年を取ったなという実感のほうが大きいですね(笑)。ミュージカルとかテレビドラマとか、歌以外でもいろいろやらせていただいたり、アメリカでもコンサートをさせていただいたりして、すごく充実した5年間でした。これからも大好きな演歌を歌っていきたい」と話していた。

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